「一投に賭ける」を読む。 一投に賭ける 溝口和洋、最後の無頼派アスリート 作者:上原 善広 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/07/01 メディア: 単行本 友人から借りた一冊。読む前から事前情報をある程度知ってたこともあって、期待以上に面…

「小説禁止令に反対する」を読む。最近の日本文学からちょっと遠ざかってたなと思って読んだ一冊。そして、久々にいとうせいこう作品読了。創作論・SFものとしては面白かったけど、小説としてはちょっと不完全燃焼だったかな。2030年代の日本を舞台に、小説…

「統計学が最強の学問である」を読む。「実践編」「数学編」「ビジネス編」とか色んなバージョンがあるうちの一番基本形なのかな。テキストマイニングの仕事で若干触れるようになってきた機械学習とかディープラーニング、過去に大学の必修で受講した社会調…

目の見えない人は世界をどう見ているのか伊藤亜紗史の著作2冊目。これも柔らかい文体で凄く良かった。難しい理論や厳密なデータはほとんど出てこない。基本は著者と交流がある視覚障碍者の方々と接する中で味わった色々な知覚の面白さを紹介するような形で語…

「こまねずみ常次朗」を読む。吉本浩二作品としてこれも読んでみた。全く内容を知らなかったけど、青木雄二原作ということでかなり「ナニ金」っぽい仕上がりの作品だった。人や会社の名前がその人まんまな設定とかね。舞台は博多で、借金してバーを経営して…

「細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた」を読む。録音に興味持ってこの本も読んでみた。細野晴臣の70〜90年代の目まぐるしい機材の変遷があったアルバムを中心に、それぞれのアルバムを担当したエンジニアの証言や、著者自身が集めた資料やレ…

「ボヤージュ・オブ・タイム」を観る。テレンス・マリックの圧巻の映像美体験。「ツリー・オブ・タイム」でも随所に挟み込まれていた、生命や地球の顕微鏡レベルのミクロから衛星中継レベルのマクロまでの壮大な映像の延長線にある作品。この映像にブラッド…

「ヘイトフル・エイト」を観る。ちょっと期待が高すぎたけど、面白かった。南北戦争後のアメリカのワイオミングの雪山を舞台に、吹雪でロッジに閉じ込められた8人の訳アリ男女が騙し合いをするというお話。監督はタランティーノで、サミュエル・L・ジャクソ…

「富士山さんは思春期」を読む。去年読んで最も萌えたマンガ「猫のお寺の知恩さん」のオジロマコト氏の前作。これもめっちゃ良かった。何の変哲もない学園ラブコメなんだけど、素晴らしい画力と演出力によって描かれる富士山さん(と上場くん)が大好きになっ…

「APPLE MacBook Pro with Retina Display」を買った。去年末、転職活動を進めるに当たって、きちんとした開発環境だったり、もくもく勉強会系に参加するにはmacbookが必要だとすごく思っていて買ってみた。恐らく、探した時間は10時間を超える位、かなりき…

「マネーフットボール」を読む。サッカー版のグラゼニと聞いて昔から読んでみたかった作品。埼玉育ちでユースからプロ入りした20歳の高卒ルーキーDFが、レンタル移籍のため予算10億で運営する愛媛のサッカーチーム(現実ではJ2だけど、N2と表現されている)で…

「寂しいのはアンタだけじゃない」を読む。去年の年末に数冊試し読みした吉本浩二作品。特に「ラブ・ウォーズ」が最高にかっこ悪くて楽しくて、久々にマンガをレンタルしてみた。今回は初の試みで、DMMレンタルを利用。「ラブ・ウォーズ」と全く違い、非常に…

ズーランダーを観る。ザ・バカ映画。ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレルの3人がふざけまくる。頭空っぽのメンズモデルがデザイナーに洗脳されて政府要人を暗殺しようとするのを食い止めるという内容。カリカチュアされたゲイが多か…

「経営戦略全史」を読む。面白かった。著者はボストンコンサルやらアクセンチュアを経由してきたコンサルの人で、ビジネス書大賞2014経営書部門・大賞受賞したというもの。コンサルの人達が思考のフレームワークとして使うような理論とかMBAで教わる様なこと…

「スタジオの音が聴こえる 名盤を生んだスタジオ、コンソール&エンジニア」を読む。面白かった。タイトル通り、全19回に渡って70、80年代の名盤を中心に、それが生まれたスタジオの成り立ちや設計思想、スタジオバンドのメンバーや当時の機材に関する情報を…

「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を観る。これもすごくアメリカ的なエンターテイメント・サスペンス作品という感じで良かった。スティーブン・スピルバーグがトランプ政権の現在なるべく急ぎで公開したい、という思いのもとで制作されたという、史実…

「ドラフト・デイ」を観る。ビジネスがらみの映画観たいなーと思って観た。めちゃアメリカ感満載で楽しい。NFLの弱小チームのGMを務める主人公が、チームのオーナー、自分のチームの監督、ライバルのGM、売り込みをかける選手、果ては自分の家族等の様々な…

Spigenのスマホケース iPhone8を買った。iPhone8買ってから大分経つけど。iPhone8はすべすべだったのでカメラで使う時とか落としそうでヒヤヒヤしてた約2週間だったけど、これ買っていい具合に手にフィットするので安心感がある。もともと物持ちが良いので…

Paranoia106「Landscape」を聴く。https://open.spotify.com/artist/3LBK9wsDYpn9gfwAIDAVsX最近あまりスベスベしたりひんやりした音楽を聴いてなかったけど、この方のアルバムにしっとり惹かれた。全編通して冷たくて透き通った音に浸れる。全然知らない…

「まんがでわかるLinux シス管系女子」を読む。例によってマンガとしては別に面白くはない。毎回ダジャレを突っ込んでくるところとかもちょっと寒い。けど、著者自身があとがきで書いてるように、自分の経験を基にlinuxを使い始めた人が躓きやすいところとか…

「予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」」を読む。最近よくキャリアについて発信してるyou tuberの「勝又健太 a.k.a. テック系Youtuber」氏がtwitterでお勧めしてるのを見て読んでみた。ユーモアあふれる筆致で読み物としても…

NISA枠を利用して投信を購入。したけど、やっぱあんまりだったなぁ。きっかけはインターネットバンクが使えなくて店頭に行ったことだったんだけど、担当者がすっ飛んで出てきて投信の話をされ、元々買う気があったので勧められるものを一応吟味して購入…

「疑惑のチャンピオン」を観る。ロードバイクを再開したことを踏まえて観てみた。ツールド・フランス7連覇を達成したアメリカ人サイクリストのランス・アームストロングのドーピング問題を扱った作品。事件についてはあまり深く知らなかったけど、ドキュメン…

「電話・睡眠・音楽」を読む。表題作をネットで読んで「完全にガロの世界やんけ!」と衝撃を受けた著者の初単行本。ひょんなことから図書カードを入手したこともあり、久々にマンガを新品で買ってみた。現代が舞台の話は面白かった。他はあんまりピンと来な…

「Withings/Nokia スマート体重計 Body + ブラック Wi-Fi/Bluetooth対応 体組成計」を買う。最近のガジェット愛の高まりを受けて買った。家電スマート化計画。Bluetooth接続することで、体重だけでなく体脂肪率とかの情報をアプリに連携して日々の体調管理が…

二泊三日で軽く西東京を旅行してきた。今回の旅行の目的は大きく3つ。 ①airbnbを使ってみること。②自転車で行くこと。③福生観光すること。結果としてはどれも楽しめたし満喫できた。 ①については、評判の良いホストを選んだこともあり、すごく良かった。オ…

iphone 8を購入。5sを使い続けること約5年。最近のガジェット熱の高まりもあって買い替えを決意。xとかxsと比較して色々と悩んだけど、最終的に8を購入。決め手は、xとかと比べると勿論金額が安いんだけど機能的に大きく劣るわけじゃないという面が大きいが…

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を観る。宇田丸氏とか町山氏の評判が良かったので観てみた。ちょっとご都合主義的な感じもするけど、まぁまぁ面白かった。一流シェフのおっさんが料理評論家やレストランオーナーと喧嘩してホサれてしまい、オンボ…

「ビッグデータ・コネクト」を読む。面白くてしょうがない藤井太洋作品。本作はジャンルとしてはSFでなく、現代の警察小説。タイトル通り、ビッグデータを扱った作品。これまでの藤井作品と同様、非常に魅力的な敵役というか天才的な人物が登場し、割と平凡…

「MERU/メルー」を観る。超よかった。素晴らしい。「ヒマラヤ山脈メルー中央峰にそびえる岩壁“シャークスフィン"。この難攻不落の直登ダイレクトルートに挑んで敗れた3人の一流クライマーたちが、過去や葛藤を乗り越え、再び過酷な 大自然に立ち向かっていく…