音楽

「スタジオの音が聴こえる 名盤を生んだスタジオ、コンソール&エンジニア」を読む。面白かった。タイトル通り、全19回に渡って70、80年代の名盤を中心に、それが生まれたスタジオの成り立ちや設計思想、スタジオバンドのメンバーや当時の機材に関する情報を…

Paranoia106「Landscape」を聴く。https://open.spotify.com/artist/3LBK9wsDYpn9gfwAIDAVsX最近あまりスベスベしたりひんやりした音楽を聴いてなかったけど、この方のアルバムにしっとり惹かれた。全編通して冷たくて透き通った音に浸れる。全然知らない…

spotifyをプレミアム契約した。Spotify Music出版社/メーカー: Spotify発売日: 2019/05/10メディア: アプリこの商品を含むブログ (2件) を見るここ10年位、PCで音楽を聴く時のアプリはituneだったけど、時代の流れに乗ってspotifyのお試し版を聴いてたけど、…

「strength」を改めて聴く。主役のrouが先週亡くなった。正直、全く予想していなかったし、自分でどうにか処理出来るような人勢ではないんだけれど、最高にファンキーなジャズファンクの極北。アナログで持っている音源を聴くと、どうしても2000年ごろに惹き…

「野性の証明」のサントラを聴く。和ものレアグルーブ的な評価も高い本作。角川映画の最高峰らしい。大野雄二節がムンムンで、これまた哀愁たっぷりでイナたい。映画は観てないし、多分観てもアレな出来なんだろうけど、曲は文句なくカッコ良い。基本インス…

MASS-HOLE「PAReDE」を聴く。レコードにて新品で購入。MASS-HOLEって名前だけはDownNorthCamp周辺の仕事から知ってたけど、改めて聴いてみたら哀愁たっぷりで熱くて超いなたくてカッコいい。ONE-LOWを初めて知った時のようなサンプルさばきやトラックの質感…

Dennis Bovell「Dub Dem Silly」を聴く。きちんとダブワイズしてるんだけど、Janet Kayのポジティブで可愛いボーカルのお陰でとてもポップにダブを楽しめる一枚。レゲエというジャンルはラスタや信仰の要素がどうしてもあるため、曲のタイトルも革命とか宗教…

「Cleopatra Jones」のサントラを聴く。ちょっと前から熱くなっていたサントラもの。幡ヶ谷にあるELLA RECORDSという初めて行ったレコード屋で購入。73年のブラックスプロイテーションで、映画は未見だけど、セクシーで強そうな美女がデーンと構えるジャケ…

「Savage! Super Soul Soundtrack」を聴く。あのmuroもご用達のブラックスプロイテーションのサントラ物で、don julianのペンによるものと知って魅せられて買ってみたものの、あんまりピンと来なかった。なぜだろう、you tubeで聴いた時にはあんなにスリリン…

Bjork「Vespertine」を聴く。ちょっと口にするのが恥ずかしい「洋楽」というカテゴリーの音楽に興味を持った思春期の頃、「リアルタイム」で聴いて衝撃を受けたアルバム。知ったのは当時読んでいたファッション誌「SMART」でリボルバーのkiriが紹介していた…

ISAAC HAYES「Disco Connection」を聴く。BOB JAMESの「The Golden Apple」を聴く中で、流麗なオーケストラと疾走感あるビートが一体となった音楽が改めて好きなんだなと認識し、70年代の映画音楽を聴いてたら何か個人的にハマってきた。んで、まとめて5枚ほ…

peven everett「Studio Confessions」を聴く。2003年発表のもので、LPで安く救出。一般的にはハウスプロデューサーとして知られているだろう彼の、アコースティックでリラックスした雰囲気のソウル風味のアルバム。出身はシカゴだけど、シカゴハウス的な地元…

bob james「TWO」を聴く。ずっと欲しかったLP。サンプリングネタとしてお馴染な「TAKE ME TO THE MARDI GRAS」とか、メロウで気だるげなヴォーカルもの「I FEEL A SONG」とか、柔らかいローズピアノの音が印象的な「YOU'RE AS RIGHT AS RAIN」とか好きな曲多…

「TIMBALAND & MAGOO/IN」を聴く。2LPを格安で購入。一昔前のアルバムだし、正直TIMBALANDの全盛期から言っても後期に当たるけど、同時期のhip hopとも毛色が違う、ティンバ節が随所に香る実験的なリズムに溢れた面白いアルバム。個人的にも大好きなAaliya…

jose james「No Beginning No End」を聴く。今さら、という感じだけど改めて聴いてみたらかなり良かったのでLPで購入。「世間的にはジャイルス・ピーターソンに見いだされた」って枕詞で紹介されがちだけど、初めて彼を知ったのはやはりmoodymannとの仕事…

you tubeザッピングしてて見つけたドキュメンタリー。タイトル通り、それこそ80年代初頭から始まり、ヒップホップカルチャーでビーフがどのように扱われていったかというもの。日本語字幕付きで助かった。 やっぱりというか、ビーフの意味がすごく変容してい…

IO「Mood Blue」を聴く。待ちに待ってた2枚組LPで購入。去年の夏、「notis」を聴いて一発でもってかれた。この衝撃はAWITCHを初めて知ったこの曲に通じる。こんなシャレオツでスカした音楽をかましてくれるともうお手上げだ。タイトル通り、蒼いというか近年…

FLA$HBACKS「FL$8KS」を聴く。今週最も衝撃が走ったfebbの死。実はこの作品をレコードで先週買ったばかりだったのだが、自信たっぷりでふてぶてしくラップするfebbを聴いてちょっと泣きそうになる。彼らを初めて知ったのはこの動画から。KID FRESINO作のシン…

Kool G Rapの「Click of Respect」を聴く。2LPを格安で救出。NYはクイーンズのラッパーの2003年作。」ひたすらハードボイルドで男臭い世界。5 family clickという名義で出されており、何とKool G Rapの奥さんもラップで参加しており、da bratを彷彿とさせる…

Oddisee 「PEOPLE HEAR WHAT THEY SEE」を聴く。数年前から気になって追っていたOddiseeのちょい前のアルバムをレコードで手に入れて聴く。やはり素晴らしい。NY在住のアフリカンと中東系のミックスという出自を持つアーティストで、今のヒップホップシー…

「Rapper's Best Friend 3: An Instrumental Series」をレコードで買い、聴き込んでいる。Alchemistのビートにハマっている。クレジットに彼の名前があるのを意識して聴き始めたのはここ2,3年くらいかもしれないけど、今になって最高にカッコいいビートメ…

「deep space volume 1」を聴く。この夏は結構dubを聴いていた。新譜のariwa関連のレコードも数枚買ったし、自分の普段の4つ打ち主体のDJにも取り入れやすく好きな音楽を混ぜてみたかった感もある。まぁ、うだる様な夏の暑さと相性がいい音楽というのもある…

big krit「King Remembered in Time」を聴く。big kritのキャラについてそんなに詳しくないんだけど、トラックの哀愁あふれる感じに惹かれてLP購入。最初に名前を知ったのはbilalと一緒にやってたからかなぁ。俺と同い年でサウス出身らしいけど、あまり現行…

bill wolferの「wolf」を聴く。何で聴いたかと言えば、theoのmixで収録曲「wake up」を使ってたから。これがすっごくクールでカッコ良くって気になっていたのだが、たまたま見かけてやっとLPで購入。 bill wolfer自身はキーボーディストということで、当時の…

kem 「kemistory」をCDで買ったので聴く。周囲にはファンが多いし、何より自分にとってはmoodymannが「Without you」を原曲の雰囲気を壊さずにremixしていたことに尽きる。改めて聴いてみると、シンガーとして先日亡くなったAl Jarreauになんと似ているこ…

DJ QUIKの「rhythm al ism」をレコードで買えたので聴く。98年作。恐らく彼の最高傑作なんじゃなかろうか。内容はとにかく90年台の最高に気持ち良いG-FUNKという感じで、あまり凝ったことはせずにシンプルに抜けのいいドラムとぶっといベースをベースに…

you tubeザッピング中に偶然見かけた動画、romanthonyのインタビュー。別に最近の動画ではないし、彼が故人となった今では貴重な生前のインタビューとなる。 自分の音楽観に少なからず影響をくれた人なので、翻訳なしでどこまで自分が理解できたかはあやふや…

jimmy edgarの「bounce make model」をレコードで購入。800円という格安で救出。音楽好きな周囲の友人の中であまり聴かれていないけど個人的に大好きなのが彼。初めて知ったのはたぶん2012年の「Majenta」で、その衝撃を超えるほとではないんだけど、本作は2…

去年、ファンを待ちにまたせた御大のタイトルを、遅ればせながらレコードにて購入。自身も若干の知己である渡辺志保さんのインタビューも率直でナイスガイぶりが通じる彼。 http://miyearnzzlabo.com/archives/39163本作では、インタビュー中でも話題になっ…

carl thomas「let's talk about at」を聴く。「ディアンジェロでつながるソウル・ディスク・ガイド」で知ったのが彼。つい最近ふらっと寄った大宮のdisk unionで800円で救出。本作は2004年作で、BAD BOY ENTERTAINMENTでやってることもあって、プロデュース…