先週、:::RELEASE:::@koaraのパーティに行ってきた。出演者の皆さんが本当に今の自分に響く黒いhouseやdiscoをプレイしていて、すごく刺激になった。

ちなみにその二日前にinvasion@knotに行ったが、こちらもすごく良いーティだった。ほとんどdiscoのセットだったが、飽きさせない。low passのライブもかっこよかったし、DF7Bも思ったよりfunkで痺れた。一人で面白い音源掘り続けるのも楽しいけど、外出て共有できるともっといいよな。かっこいいことやってる人は沢山いるもんだ。

先週になるが、七尾旅人の百人組手@赤坂BLITZとかいうイベントに行ってみた。ほとんど目当ては共演するZAZENBOYSとかCHARAだったけど。

取り敢えず行ってみての感想は、七尾旅人の引き出しの少なさにがっかり。共演者と「アコギ一本の弾き語りで戦ってみたかった」と彼は言っていたが、単純にか細く歌う歌と爪弾くギターでは共演者のどの音とも相性が良くなく見えた。
結局のところ相手の土俵に乗っかる形(AFRAとやるときはギターをほっぽり出して自分もエフェクターで声を歪ませてヒューマンビートボックスをしたり、ZAZENBOYSと絡むときも言葉にならない声で喘いでるだけ)でしか対峙出来ていなくて、しかもそれが共演者の「邪魔」になっているようにも見えた。
もし彼がその場でフリースタイルのラップが出来たり、超絶的なギターを弾きまくったりしたら、共演者とジャムバンドにあるようなお互いにしのぎを削るようなセッションが出来るのかもしれないが、そんな芸当もできず、お互いがお互いの触媒になりえていないというのが大きな印象。
彼の能力はスタイルの異なる色んな人となぜか繋がれているっていう点だけじゃなかろうか。少なくとも彼がワンマンでライブをやります、と言われても全く見たいと思えない。

「トラブル・イン・ハリウッド」を見る。

トラブル・イン・ハリウッド [DVD]

トラブル・イン・ハリウッド [DVD]

ネットで見たらあんまり前評判が良くなかったから期待せずに見た。
まぁ、予想通りかなーという内容。

映画のプロデューサーとなって芸術家志向の監督と出資者の間や、家族間でのゴタゴタなどを四苦八苦しながら調整していくコメディっていう一言で説明できてしまう内容だったけど、例えば似たような内容の三谷幸喜監督の「みんなのいえ」とかの方が笑えたし、なんというかそれぞれのキャラクターの描かれ方が想像通り過ぎて予想の一歩も外に出なかった感じ。
見どころはブルース・ウィリスのヒゲ面とクリステン・スチュワートの可愛さかな。

それと昨日は、日本未来科学館に行ってみた。

日本科学未来館とは編集

お目当てはレイ・ハラカミの曲で贈るプラネタリウムだったんだけど、意外と梅棹忠夫って人の民俗学研究と思考法についての展示が面白かった。
プラネタリウムはちょっとお勉強感が強かったかな…。まあ、ブラックホールとかダークマターとかいう単語に惹かれがちな人間ではあるけど、原田郁子のベタっとしたナレーションが何か耳障りだった。

メタモに行った。
すっごく気持ちのいい時間を過ごしたのに、気持ちがどこか晴れない。
仕事のせいだ。常にやらなきゃならないことでいっぱいだ。
オトナって大変だな…

昨日はsadar baharを見に六本木シャンパーニュというクラブへ。
想像どおりかなりオシャレな箱で、これまでほとんど縁のなかった感じ。
スーツ着た店長みたいな人とか入口が自動ドアとか(普通分厚いドアを開けると紫煙がこもった空間が広がって…みたいな感じだと思うが)。
何でシカゴの中でもアングラな人をこんな箱に呼んだんだろうか?小奇麗な中で、ドス黒ディスコやらハウスで脳ミソやられたフリークが踊り狂ってるという変な光景が楽しめた。てか、俺も一員だったけど。
結構久々のクラブではあったが、かなりいいイベントだったと思う。最初はちょっと音量小さくない?とか思ったけど、踊ってるうちにそれほど気にならなくなったし、一部のギロッポンの香りがする客を除いてすごく一体感のあるイベントだった。サダーも優しそうな雰囲気で、レコード覗き込んでるとジャケット渡して曲名教えてくれるというナイスなおっさんだった。曲の繋ぎもスムーズで何より選曲が良くてかかった曲全部ほしいと思ったくらいだが、欲を言うともうちょい緩急のあるミックスしてほしかったかな。2時くらいのピークタイムと朝5時くらいのテンションがそれほど変わらなかったので最後は踊り疲れて寝てしまった。やっぱイベントとして楽しめるのって3〜4時間くらいが限界かなと思う。田中フミヤとかやってる7時間のロングミックスとかダレるんじゃないかな?
とりあえず行ってよかった。いい体験できたので休み明けも頑張れそう。
てかGW結構飲んでたなぁ…。

んで帰りは一緒に行った人たちと光麺へ。あんま期待してなかったけど、やはり光麺はわざわざ行くラーメン屋じゃないな。チェーン店っぽい味というか。何か最近うまいと思えるラーメン食べてないなぁ。

ここ最近は色々あった。

まずは一昨日阿佐ヶ谷ロフトAにて格闘技イベントに言ってきた事。
dreamの代表と青木真也北岡悟がゲストで、割とたんたんと進行してた。
こういうイベントに参加したことないので「どういう客層がいるのか」がとても気になってたんだけど、それほどコアな人達でもないんじゃないかと思った。当日でも入れたし、何となく店の表の看板見て入ってくるような人もいたかもしれない。ただ、一人プロっぽい人がいて質問タイムのときに北岡に質問してたけど、ほかの質問は正直レベルが低い感じだった。「階級なしでMMAやれるとしたら出ますか」みたいな昔のUFCみたいなこと言ってる人がいて、青木が「そんなん今更見たいですか?」的な応対をしてたけど、そのとおりだと思う。
やはりMMAが競技・スポーツとして見られず、わざわざ金払ってロフトAに来るような人種ですら単にケンカのような延長として捉えているということに結構失望していた感があった。
俺はやっぱり強さってルールが規定されて初めてその度合いが決まるもんだと思っているし、グラップリングがうまかろうとボクシングが出来ようと総合やる分にはそれらの技術体系は全く通じないといっていいわけで、体重制についても青木が言いたいことはとても分かるつもりでいた。それこそバキに出てくるように「自分より強者に会うことが出来ない」というのも強さの単位かもしれないし、一度ケンカで負けたとしても相手より長生きしれば勝ちと言えるかも知れない。何をもって強いと言えるのかはお互いに了承済みのルールに基づいて行わないと決まらないと。
最近のバガボンドでも似たような問いを扱ってるけど、宍戸梅軒のように、負けた後命乞いをした上で「殺し合いの螺旋から降りること」も勝ちと捉えることだって出来るわけで。
ま、話がそれたけどイベント自体は楽しかった。青木も試合終わってすぐなのにすっごいしゃべりまくってて(しかも三週間後にもまた試合とか)良かったし、北岡は思ったよりクレバーな人だなぁという印象だった。
ただ、もうちょいマッチメイクの裏話とかも聞きたかったなぁというのはあるかな。佐伯代表の話は面白かったけど、いかに興行を盛り上げていくか、きちんと収益を上げていくかっていう部分をもっと突っ込んで話してほしかったかも。
関係ないけど前田日明アウトサイダーをつまんなかったって言ってたのはいい話だ。本物のケンカ屋はリングに上がるべきじゃないと思う。あそこで勝って喜んでるようじゃ「ただの」競技者であってケンカ屋廃業した方がいいだろう。後、谷川さんが女子格闘技も盛り上げようとしてるらしいがどういう人が見るのか気になるなー。ルックスのいい選手が多いとかで、やはり男が違う目線から見てるだけの興行になってしまわないか気になる。そうなると勝ち負けが意味なくなってしまうから。女子プロはそんな感じになって来てる気がするし、まあ総合でやるんならちょっと見てみたいけどね。

後、最近見た映画二本。

リンダリンダリンダ [DVD]

リンダリンダリンダ [DVD]

まずは山下敦広の「リンダリンダリンダ」。惑星開発大辞典でのレビューどおり、なかなか面白かった。「青春万歳」な物語性とか、「韓国留学生」とか「ブルーハーツ」のカウンター感というか政治臭を排して、リアルな女子高生の一エピソードとしてさっくり描かれてると思う。しっかり画面構成とか考えて撮ってんだろうけど、手持ちカメラでドキュメンタリーちっくな作りにしても合いそうな感じだ。結局、主人公四人の抱えてたエピソードがそれぞれうまくまとまんないのがポイント。あと、練習するごとに演奏やボーカルのレベルが徐々に上がっていくのは気持ちよかった。

ミスティック・リバー 特別版 〈2枚組〉 [DVD]

ミスティック・リバー 特別版 〈2枚組〉 [DVD]

クリント・イーストウッドの「ミスティック・リバー」。結構重厚なドラマなんだけど、これもまた「ドラマ的」な過剰なBGMとかの演出が排されていて見やすい作り。最後がハッピーエンドみたいになってるけど、え?これで終わっちゃっていいの?と思う観客は多いはず。事件の犯人が読めない展開でハラハラも持続させるし、主人公たち三人がそれぞれ演技がむちゃくちゃうまいのでとても安定感のある手堅い映画でした。

マンガ喫茶で見た「益荒王」。

益荒王 7 (ヤングジャンプコミックス)

益荒王 7 (ヤングジャンプコミックス)

孤高の人」を連載してる人だけど、やはり絵がうますぎ。ストーリー自体は特にどうってことはない古典的なバトルマンガだと思うけど、絵だけで十分に見れるマンガだと思う。今後の孤高の人に期待。

まずは遅々として進まなかったボードレール「巴里の憂鬱」。

巴里の憂鬱 (新潮文庫)

巴里の憂鬱 (新潮文庫)

もうこれはほとんど三好達治氏の作品といってもいいんじゃなかろうか。かなり癖のあるというか豊富な日本語の語彙を駆使してボードレールのテキストを再構築してるんだけど、読みにくい。何いってんだか良くわかんない。確かに感覚的に面白い表現は多いんだけど、頭にこびりつくようなフレーズというより衒学的というか煙にまかれてしまってるイメージだ。いろんな詩があるんだけど、あまりぱっとしなかった、正直。
「人生は一行のボオドレエルにも若かない」何て聞くし、さぞかし磨きこまれた宝石のような一行一行が詰まってるのかと思ったけど、思ったより作品世界に入り込めなかった。有名なガラス売りの話とかを確認できたのは面白かったけど、それは寓話的な面白さであって、詩という言語表現の極北を体感するような面白さではなかった。「貧民を撲殺せよ」とか巴里のお祭りの話とか、貧乏人にスポットを当てた話が多いけど「弱者に共感する」感情をフックにしたお話って俺の中で詩的表現に求めてない要素なんだよなぁ。外山滋比古が西洋の伝統的な詩が韻律や構造を重視した建築的な言語表現をする傾向にあるのに対して、日本の詩の形態がどんどん短く音や空間の面白さを追求していった結果俳句のような世界的に異例な短さの表現形態が生まれたというような考察をしてたけど、俺としてもこういう言語表現を味わってみたいというのがすごくある。
要するにより短くより印象的で豊富なイメージを生み出す方向にあるのが詩なんだと思ってて、なくはないけどボードレールにそういう要素を求めるべきじゃないのかなーと思った。後、西洋人の一般的な教養であるギリシア神話の知識がないと味わいづらい作品とかは厳しい。詩を味わう前段階で損してる気がしてしまう。まあ読者の体力不足と言えるだろうけど、「哲学の道場」で感じたとおり、全身全霊を掲げないと楽しめない読書はもういいやって気分。
今後もっと有名な「悪の華」を読む気になるかなー。

昨日は渋谷no style行ってきた。音自体は予想通りな展開で満足。ただ、もうオールナイトのイベントが精神的にも体力的にきつくなってきた。早く帰りたいなーと思わないイベントに行きたい。

んで、来週のDJ用に最近またレコードをちょいちょい買い始めてるが、既にレコードというメディアに未来がないのは明白な中、限られた金を投資することにすごく抵抗があって、恐る恐る買ってる。

soulphiction[state of euphoria]

State of Euphoria [12 inch Analog]

State of Euphoria [12 inch Analog]

massive attack VS mad professor [no protection]

No Protection

No Protection

この二枚を購入。でも、どっちもMP3では持ってんだよね。両方とも大好きなアルバムだから買ってしまったが…。
確かにレコードの針を落とすドキdキはCDプレーヤーでは味わえないし、欲しいことは欲しいレコードもたくさんあるわけだが、まだ俺の中で整理できてなない。今後の音楽とのかかわり方ともかぶってくる部分だけど、DJよりはトラック製作に力を入れていこうかなーと思う。そろそろ俺の中で創作意欲が高まってて、いろんな曲聴いてても「これどうやってこの音だしてんだろう」とか「どうやったら再現できるだろう」とか考えながら聴くことが多くなっていて、自分で音を鳴らしてみたい欲求の方がDJ表現より魅力的になりつつある。なにしろ選曲するだけでDJという物語を展開していくことはある程度可能だけど、レコードというメディアに狂信的な愛着があるわけでもないし、無理して「CD使ってるやつはワックだぜ!」と言い辛くなりつつある。俺にとっての音楽の面白さってそういう部分にないんだろうな、やっぱ。だからブートのレコードも買っちゃうし、そういうこだわりに金割いてもなぁ、と思ってしまう。「金を使うことが音楽業界やアーティストへの投資」と考える人もいるけど、何か消費者としてそーいうの考えながら音楽を味わいたくはないし、何より中古で買うことが多いから直接的な投資になりえてないということもある。
今後は名盤以外はレコードで買わないっていう縛りを自分に課していこうかな…。音楽による「ドキドキ・ワクワク感」を買いたいのだ。「レコード」が買いたいわけじゃない。ライブだろうとネットに落ちてる音源だろうとあまり構わない。それよりも聴いた瞬間に「毛穴が開くような、ぞわっとするような」体験を求めてディグを続ける毎日だ。