一昨日は渋谷asiaにてin businessというfunk系のイベントへ。
前に見たモカキリに続いてosaka monaurailのライブ見たさと、dev largeやらDJ jinやらmuroと言った名前が売れてるhip hop〜soul系のDJはどんなもんかって言うのを確認したい思いで友人と特攻。

結果的にはかなり面白かった。人が多すぎってのはあったけど、その分客同士密着して一体感があったのでいい意味でライブっぽい雰囲気が出てたんじゃなかろうか。
オーサカモノレールは前半がキレキレで良かった。ビートルズとかJBとかのカバー曲ばっかやってたけどタイトで熱い演奏で唸らせてくれる。ボーカルの人はまんまJBみたいな声で面白かった。客やバックを煽らせる変な動きもナイス。
DJは有名どころだとdev largeが粗いミックスだったのが驚き。マイク持ったときのスムースな感じはなくて結構ブツブツ曲を切ってて最初は本人だと分かんなかった。選曲としてはlarry levan的な全盛期の黒めのディスコが中心。
まーでも一メートルくらいの至近距離で彼を見れたのはやっぱ感慨深い。ちなみにafraが遊びに来てて変なノリで握手してもらった。友人は写真とってもらってたし。
muroからDJjinに繋いでったんだけどこの辺はブチ上げディスコな感じでかなり熱かった。知らんMCとかがフロアを煽ってるし俺も知ってる曲とかいい感じに織り交ぜてくるのでガンガン踊ってた。ラスト近くのmoodymannのtechnology stole my vinylとかかかってたのは最高潮という感じも出てて良かったね。
二人ともフェーダー上げたままミックスとかしてて粗さはあったけど、まー音も良く聞けるような状態じゃなかったしそんなに気にはならなかった。

帰りはへとへとになりながら近くのラーメン屋でチャーハン食って即帰り、夕方からまた飲みへ。ダーツとビリヤードやったけど勘が取り戻しづらくて苦労。あーいうのがさりげなくうまい男子がモテるんだろうなぁ。
そのあとhub行ってボーリングやって。色々話は出たけども自分のコトをどれだけネタにするかのバランス感覚はすごく大事だと確認。楽しんでもらうことで自分が楽しめる部分は無くは無いけど、言わなくていい事は言わないし聴かないっていう緊張感を楽しめるような人と遊んでいきたいよなー。人の弱みを根掘り葉掘り聴いて余計なお世話をする屋台のオッサンみたいな人にはなりたくねーなー。

最後の授業オワター。
あんまり感慨が無いのが寂しい。まー次のステップが待ち受けてるしな。

今日はテスト後に池袋に新しく出来たラーメン大へ。
蕨店は行ったことあって、二郎系だけど二郎より優しい感じが好印象だったのだが、ここも同じだった。

ヤサイマシ味濃い目ラーメンをオーダー。
量は普通のラーメンの大盛りくらいだろうか?300gくらい?
ヤサイマシマシにするとモヤシが凄い量になるみたいだ。マシで良かった。
スープは普通のカネシ醤油の二郎よりのドロッとした感じが無くて程よい口当たりで、脂もほどほど。モヤシのしゃきしゃき感とボソボソした麺の食感が食べていてとても楽しい。いやー池袋ぼっけもんが潰れちゃったけどいい代わりになるんじゃないだろうか。また行きたいなー。


んで食べ終わった後そのまま渋谷O−nestに直行。
加須が誇るファンクバンド、MOUNTAIN MOCHA KILIMANJAROを見に馳せ参じる。
彼らを知ったのは最近なんだけど、音のカッコよさと加須という地元感に惹かれて興味を持ち、DJイベントじゃないバンドのライブ見てみたいなーと思い今回行ってみたんだが、やはり生のグルーヴはいいね。音の塊がそのままカラダにダイレクトに溶け込むような。耳で聞くんじゃなくフィジカルな楽しみ方を思い出させてくれる。ギターの人がJBみたいにMCしたり、演出もお洒落でかこよかった。

マウンテン・モカ・キリマンジャロ

マウンテン・モカ・キリマンジャロ

最後に物販のところに仲良く6人が座ってたんだけど、声かけたいなーと思いつつ出来なかった。加須っていう強力な切り口あるんだから話して気まずくなる心配はそれほどないとは思うけど、下手な喋りで嫌われたくないと思ってしまうんだよなぁ。カッコよかったです!って素直に言える子になりたい…

一つ今回感じた惜しい点は、ファンクと括られるような音楽のカッコよさが時代にあわせてあまり変わらないところだろうか。これはジャズシーンにも言えると思うが、未だにスウィングジャーナルとかはマイルスやコルトレーンの音楽に対するリスペクトがあるだけで、現行のクラブジャズと括られるようなシーンに対して冷たいような印象がある。ファンとしてファンクやブラックミュージックの面白さを懐古主義的な音楽にしたくないという思いはあるんだけど(関係あるかもしれないが、俺はファッション誌のfree&asyとかlightningとかが嫌いだ。あれ読んでるオッサンらの服に対する薀蓄だけで現行の服をけなす感じはどうかと思う。まあleonとかよりはマシかも知んないけど。)プログレッシブ・ファンク的な音(?)がなかなかない気がするんだよなー。
いわゆる「70年代のブラックミュージック」を愛して止まない音楽ファンやプロデューサーは多い。ジャミロクワイとかwill I amとかkanye westとかandre3000とかも大好きなのがその作品から濃厚に香ってくるし、d'angeloとかjil scottみたいなネオクラシックソウルと括られるようなアーティストもそうだろう。この流れの中では「いかに昔のソウルを今に再現するか」に才能のほとんどが費やされてしまっている気がする。いや、実際俺もそういう音が好きだから複雑だ。好きな音楽やればいいじゃんという気もするし、でもそれって新しいモノを生めてなくね?みたいな作品も多い。
別にシーンのために音楽活動する必要は全然ないと思うけど、JBをリスペクトするからこそJBとは違うファンク感を作り出して欲しいな。忠実に再現しようとするだけじゃ物足りない。とはいえ「ブラックミュージックのパンク」的な出自のhiphopシーンは黒さを失っていってる気がするし、かろうじて自分のファンク感をコンスタントにアップデートし続けて世に提供できてるのはプリンスくらいだろうか。若い奴らこそあり得ないグルーヴを追求して欲しいと思うけど、そういうバンドないかなー。誰か知ってたら紹介して欲しい。ここで「じゃあ俺がやったる!」となれればいいけど、俺の感じるカッコよさにとても自分の技術が追いつかない現状があるので、そーゆーバンドと一緒に成長していきたいね、リスナーとして、またDJとして。

昨日は待ちに待ったmoodymannのジャパンツアー。
moodmanのDJはあんま見れなかったけど、なかなか楽しめた。
イベント自体は混みすぎで踊りにくいし、気を良くしたのか途中で曲解説とかレコードを使う大切さみたいのをマイクでアジってたけど(その場で初めて彼を知った人なんかはこれにイライラしてたね、いいから音楽かけて躍らせろよみたいな。まぁでも彼の自己満を見たい信者ファンも多いのでこーいう仕打ちには慣れてるかんじもあったが)、英語がわかんなくて残念。こーいう時リスニングだけでも出来りゃ意味が通じるんだけどなー。でも全体のDJとしては結構緩急の強い(というかあんま脈絡のなさそうな)選曲で、途中でピッチガンガン変えるし、「らしいDJ」だったと思う。黒いというのは間違いないけどね。
80年代のパキパキにかっこいいシカゴハウスかけてる時とかはすごい良かった。あーいうのは家で丁寧にミックスされたDJ聴いてるだけじゃ味わえない芳醇な音楽体験だと思う。

途中フロアを抜けて知り合いとトイレの近くで談笑してたんだけど、トイレに行くmoodymannが近くを笑顔振りまきながらほろ酔いな感じで通り過ぎて、何か目の前にいる人があのkenny dixon JR.だと信じられないというか、不思議な体験だった。
あの人の作り出した音を今まで散々聴いてきて、その張本人がすぐそこにいるという。手の触れることが出来る距離に。何か贅沢な一瞬だったね。あんま彼自身を妄信する信者ではないつもりだけど、やっぱオーラがあるというか、音楽とは切り離した次元でも人間的な魅力に溢れてると思う。
自分は何を為せるかというとまだ何にも為せていないわけだが、楽しんできた音楽の世界に奉仕出来るようなことをいつかしていきたいなーとまた思った。マイスペースで楽曲発表するとかでもいいし、音楽を通じて人と繋がりたい欲求が。
金出来たら何か機材買おうかなー。

バイト後、上野のつけ麺たれ蔵へ。
スープにはずいぶんこだわってるみたいだけど、その繊細さを味わうには俺の舌が粗雑なのか、「何か特徴のない醤油味」としか思えず。麺はもっちもちで今の気分だしチャーシューも柔らかすぎず硬すぎずいい味のついた肉がほろっと崩れるような出来ですごく良かったんだけど、ここに来る前に迷って武蔵の近くのタコ焼きを食べたからか(これもタコが大きくてすごいうまかった)そんなに堪能できなかった。でも、最近下調べすれば「あの店は多分うまいだろう」というのを当てる精度が上がってきてる気がする。CDのジャケ買いみたいなね。

んでその後は友人とhub行って飲んだりして恵比寿のリキッドルームへ。
moodman VS 光。眠くてたまらなくなりついてしばらくして寝てしまい、途中起きたりもしたけど半分以上は寝てた。DJ自体はどちらも面白かった。光は最初ハヤリモンをかけまくってたらしいが「あー聞いたことあるな、これ来たかー」とか考えながら踊るのも悪くはないと思うんだけどな。moodmanも時間たっぷりあったし色んな展開あったんだろうけどやっぱ第一線のDJ聴いてると刺激になるね。俺ならこういう流れに〜とかあの曲かけたらどんな鳴りするだろう〜とか色々シュミレーション膨らむ。客層がなんか掴めない人たちもいたけどロフトなモンで休もうと思ったときにすぐ休めるのはいいね。来月はmoodymann来るので予約しとこうかな、そろそろ。

んで今はmtumeを聴いてる。

Juicy Fruit

Juicy Fruit

なぜかamazonにないんだけどin search of the rainbow seekersってアルバム。80年作らしい。何か微妙。
ポップでファンクで聴きやすい。けど、何かねっとりした黒さというか「音にならない音」みたいな黒さが薄い。これはd-trainとか同時期のバンドにも言えるんだろうけど、今の俺の気分じゃないなぁ。princeとかはこの時期dirty mind出してんのか?そっちとかもっと猥雑さがあると思うんだが。「作り手が有り余る創作意欲をうまく制御しきれてない作品」が聴きたいなぁ。

昨日は渋谷のkoaraに遊びに行く。
イベント自体は外れのないDJ陣というか、知らん人もやってたけどなかなか好みの雰囲気で良かった。
あーいうこじんまりしたイベントを自分でもやれたらなーと思う。30歳くらいになっても。
本場のシカゴハウスとかも(多分もっと泥臭い、空調とか無さそうなクラブでやってそうだけど)あーいう狭い空間でやってそうだし、客と空間と音楽の密度感(?)がちょうど良い。もうちょい俺に人見知りしないで音楽の話が出来るべしゃりの力があればなお良いんだが…。やっぱり見知った人ばっかと話してしまうんだなあ。

そしてなんとなく今daniel bellのmix聴いてる。

GLOBUS MIX VOL.4 (輸入盤)

GLOBUS MIX VOL.4 (輸入盤)

かなり地味な内容。盛り上げどころがあるわけでもないし、緩やかにグルーヴを紡いでいく感じ。
でも、結構今こんなDJがしたい気分だ。playhouseやらphilpotやらのレーベルのアーティストたちのミニマルでちょいビートダウンな曲でmix作りたいな。ちょっとコンセプチュアルに、自分の手持ちの素材を試行錯誤しながらでも積み上げてみたいな、と思うこの頃。何かを生むのって、たかが曲を並べるだけでやっぱりすごいエネルギーいるわ。

六本木ブレッツいってきた。なかなかお洒落で楽しかった。女の子も多かったし。音楽的にも「興味はあるんだけど聞いてない」というようなのが多くかかってて後で色々調べたいと思う。コンピCDも貰ったしここからじっくり掘っていこうかな。

ブレッツ行く前には六本木通り沿いにあるラーメン屋行ってきたんだけど、読み方が分からない。これって相当ミスしてると思う。俺のようにネットでの情報を元に食べ歩きしてる人ってかなり多いと思うが、名前が読めないと検索できない。こがし醤油を食べたんだが、600円の割りにご飯までついて結構うまい。チャーシューが少し硬いけどそういうモンなんだと思う。とろとろばっかがいいわけじゃないし。麺もちじれのある中太で歯ごたえもあって、しかもギョウザが100円で食べれる。せっかくだから漢字の名前プラス横文字でフリ仮名とかつけて欲しい。もったいない。