「小説禁止令に反対する」を読む。

最近の日本文学からちょっと遠ざかってたなと思って読んだ一冊。そして、久々にいとうせいこう作品読了。創作論・SFものとしては面白かったけど、小説としてはちょっと不完全燃焼だったかな。2030年代の日本を舞台に、小説という形態の文章を作ることを禁じられた国で、随筆と言う形で小説がいかに詐欺的な文章かと否定しつつも自分の文章自体が小説的になってしまうという内容。色んなメタ的な表現をする実際の小説を取り上げ、逐一糾弾するのは面白いのだが、著者自身の身の丈に起きている事態というのがうまく読み取れなかった。いとうせいこう自身をモデルとしている男性が死の淵にいるというのは理解できたのだけど、最後は胡蝶の夢みたいなラストだったのかな?気になったフレーズは以下の通り。
・「書き手こそ、自分の小説の最初の読者だから」
・「自分が出てくる小説を、登場人物自身が読んでしまうとは」
・「読者は作中人物になり、作中人物は読者の立場に置かれる」
・二葉亭指名が語り手の身分を示さない語尾を作るにあたって、
敬語などの上下関係を感じない「過去形」で語る手法を作った。これは、当時の読者としては「どこに作者がいるか読者はまるでわからず、座標軸を見失ったような感覚」だったらしい。

統計学が最強の学問である」を読む。

「実践編」「数学編」「ビジネス編」とか色んなバージョンがあるうちの一番基本形なのかな。テキストマイニングの仕事で若干触れるようになってきた機械学習とかディープラーニング、過去に大学の必修で受講した社会調査法、映画のマネーボール(セイバー・メトリクス)とかマンガの「僕はまだ野球を知らない」とか、統計学に関するこれまでの知識や関心が高まってきたので本作を読んでみた。すげー面白かった。著者がこの本を書いた時、自分と同年代位だったというのがまた凄い。無味乾燥な統計学の数式を紹介するのでなく、フィクションだったりビジネスの現場だったり統計学村に住む統計学を使う人々の生態だったり、結構下世話な筆致や大げさなタイトルもあって派手で読みやすく、楽しめる。
あみだくじの必勝法という、無意識に選択する何気ない行動が統計的に分析するときちんと説明できる、という分かりやすい例から「統計リテラシーのない者がカモられる」ことを初っ端から説明してくれて惹きこまれる。個人の経験とか勘みたいなものを重視して無駄な熟考するより、統計学を使って最善最速の正解を出す方が良くない?というシンプルでぐうの音も出ない説明でひれ伏した。統計的に有意な差をきちんと踏まえて行動するという、生きてく上で指針にしたい考え方だ。著者の専門は疫学という領域になるそうだが、19世紀のロンドンで流行したコレラに対するスノウという人物の調査で、「知性も見識も十分にある彼らが知恵を絞って出したアイデアも、時間と労力をつぎ込んだ事業も、ムダか、もしくは有害だったのだ」という事態になりかねない。自分の専門や知識すら過信せず、データと向き合う姿勢が必要だと痛感。仕事だけに関わらず、政治や医療や教育の現場でも、こういったきちんとした根拠に基づく意志決定を徹底しなければいけないと改めて納得した。まぁ、近年の政府や官僚はその判断となる貴重な一次データを積極的に廃棄したり改竄したりしてるから目も当てられない状況であるが。
あと、基本として本書は図解や索引などの体裁がとても整っており、非常に親切で初学者にも優しいのがポイント。
とりあえず専門用語も多数なので、忘れないようにメモっておく。
・「「心臓病を発症するか否か」のような二値の変数と多様な調査項目の関連性を見るといった解析には、ロジスティック回帰という分析方法が一般的に使われる」
・分散処理するためのオープンソースJAVAフレームワークであるHadoop
オープンソースの統計解析用言語であるR言語
・「適切なサンプリングさえすれば、必要な情報を得るためのコストが激減する」「まず正しい判断に必要な最小十分のデータを扱うこと」を推奨する
・サンプリングした結果の標準誤差が0.5%だったとすれば、全数調査をした結果とほとんど変わらない。
・「果たしてその解析はかけたコスト以上の利益を自社にもたらすような判断につながるのだろうか?」という視点。
ナイチンゲールが挙げた最も大きな業績は、兵士の死因を集計して戦死の内訳を明らかにしたこと。
・「因果関係を考えない統計解析」では有効な施策が実施できない。意味のあるクロス集計をすべき。そして、因果関係には向きがあるので注意して、「フェアな比較」を行う。例として、「ゲームと少年犯罪の関係」など。
・その時、「誤差を考えない資産は皮算用」となる。p値5%以下を目指すべき。これを推し進めたのが統計学の父フィッシャーの功績。彼は自然科学だけでなく、「誤差」のある社会的事象も科学で扱うことを可能としたたため科学哲学を揺るがし、オカルトやペテンも統計学的手法で見破るための思考法を与えた。「実験計画法」という、農場の生産性を挙げるための手法として考えられた。
・得た結果はとりあえずA/Bテストで小さく試していき、有効な施策を比較していく。その時もカイ二乗検定でそれが「統計的に有意な差」なのかを検証する。
・「ミシン2台買うと1割引き」というキャンペーンで大ヒット。
・とはいえ、倫理的に許されない実験はダメ。ナチスの人体実験みたいな。「煙草と肺がんの関係」を調べるために被験者に煙草を吸わせ続けるとか。微妙なのが、「一部の貧困家庭のみに家賃の補助券を配る」みたいなもの。もらえる家庭はずるい!とか却って働かなくなるだろ等の色々反発も起きる。
・「揃えきれていない条件」にどこまでこだわるべきかは考えなければいけない。厳密性にこだわると意志決定が出来ない。
・一般化線形モデルと回帰分析。
・「全集団同士での単純比較は、その内訳となる小集団同士との比較の結果と矛盾することもある」
・オッズ比を用いるロジスティック回帰分析によって、
2変数間で「◇◇で○○だと、事象が起きる確率が××倍になる」
・「相関とは、「一方の値が大きいときに他方も大きい」という傾向を示しているだけで、「一方の値が大きいから他方も大きい」かどうかという因果関係とはまったく別物」
マーケティングの現場で生まれたデータマイニング。バスケット分析。amazonの関連商品も、カイ二乗値を使って関連性の強い商品をレコメンドしている。
・椅子と机を区別するための分析。データマイニングと回帰分析。
シェイクスピアは平民の割りに貴族社会の描写がうまく、同時代にいきたフランシス・ベーコンの変名だったんじゃないか?という分析がされたらしい。形態素解析テキストマイニングした結果、特に共通した特徴はなかったらしいが。
テキストマイニングの結果はカスタマーサポートの問い合わせ内容に使われてきた。「オペレータの報告書や問い合わせのメールに対して頻出後の集計やクラスタリングを行えば、「どのような内容の問い合わせが多いか」が明らかになる。それさえわかれば対応マニュアルやFAQの整備によってオペレータの人件費を削減できる」
計量経済学者は演繹的に統計学の手法を用いる。疫学では帰納的。
・迷惑メールの判別に威力を発揮するベイズ統計
エビデンスの確度に注意すべし。「系統的レビュー」や「メタアナリシス」は最高のエビデンス。専門家の意見や基礎研修は最下位。
エビデンスやデータや論文に対するアクセスはめちゃ簡単になっている。皆もきちんとしたデータを使って「不毛な議論」を脱出しよう。

目の見えない人は世界をどう見ているのか

伊藤亜紗史の著作2冊目。これも柔らかい文体で凄く良かった。難しい理論や厳密なデータはほとんど出てこない。基本は著者と交流がある視覚障碍者の方々と接する中で味わった色々な知覚の面白さを紹介するような形で語られる。
・「美学とは、芸術や感性的な認識について哲学的に探究する学問です。もっと平たく言えば、言葉にしにくいものを言葉で解明していこう、という学問です。」
・「四本脚の椅子と三本脚の椅子の違いのようなものです。もともと脚が4本ある椅子から一本取ってしまったら、その椅子は傾いてしまいます。壊れた、不完全な椅子です。でも、そもそも三本の脚で立っている椅子もある。脚の位置を変えれば、三本でも立てるのです。」
・「「意味」とは、「情報」が具体的な文脈に置かれたとき生まれるものなのです」
・障害者と健常者との関係について 「だんだん見えなくなってくると、みんながぼくのことを大事に扱うようになって、よそよそしい感じになって、とてもショックでした」(中略)福祉的な態度とは、「サポートしなければいけない」という緊張感であり、それがまさに見える人と見えない人の関係を「しばる」のです。」
「大岡山はやっぱり「山」なんですね」物理的に同じ場所にいても、視覚障害者がキャッチできる情報が健常者と異なるということ。逆にラーメン屋の看板を観てお腹がすくように、「視覚的な刺激によって人の中に欲望が作られていき、気がつけば「そのような欲望を抱えた人」になっています」「「意識にのぼってこない情報を追わない」という考えに至るまでの2,3年は、難波さんにとって、視覚を持たない新しい体がとらえる「意味」を、納得して受け入れるまでの期間だったという期間だったと言うことができるでしょう」
・「2006年に厚生労働省が行った調査によれば、日本の視覚障害者の点字識字率は、12.6%」
視覚障害者は話し上手な人が多い。友達の輪に入りたい時に話術で人を笑わせることが求められる。そのため、ラジオの語りを勉強したりする人もいる。

細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた」を読む。

録音に興味持ってこの本も読んでみた。細野晴臣の70〜90年代の目まぐるしい機材の変遷があったアルバムを中心に、それぞれのアルバムを担当したエンジニアの証言や、著者自身が集めた資料やレコーディング地のトラックシートなどの情報を基に、どのように作品が作られたかを振り返る。楽曲のクレジットも勿論エンジニアやスタジオの詳細部分まで明記しており、きちんとアーカイブしようという気概が感じられて素晴らしいと思う。
ミュージシャンとしての細野晴臣の作品自体にはそれほど思い入れはなかった。学生時代、「hosono house」はシュガーベイブのような感触があって好きだったけど、その程度。本書に登場するエンジニアも日本を代表するようなスーパーな人達なんだろうけど、全然知らんかった。
豆知識としてメモったのは以下のような点。「フィル・スペクターがゴールドスタースタジオで生み出した「ウォール・オブ・サウンド」(中略)それは、エコー・サウンドを駆使したミキシング処理というよりも、使用していた狭いスタジオの音響特性によって、偶然生まれた産物だったということ。20人近いミュージシャンが一度に演奏したため、本来は拾ってはいけない楽器の音を複数のマイクが拾ってしまった。そのリーケッジ()かぶり音が、エコーにも似た独自の迫力あるサウンドを作った」「スタンウェイはクラシックのピアノなので、どうしても音が甘い」「レコーディング用のリハはまったくしてないと思う。スタジオで曲や音楽を作るのが常識だったから、そのころは。ヘッド・アレンジってみんなが言い始めた時期で、あの石川鷹彦でさえ、譜面書いてこなかったね。(中略)コード譜だけでキメも何も書いてこなかった。「書いちゃってもできねぇだろう」みたいなところもあったかな」「記憶に残ってればいいんですよ、音楽が」「エンジニアには2タイプあって、音を前にして、すぐにイコライザーをいじるタイプと、イコライザーをいじらずマイキングするタイプがありますが」「倍音を使わないと音が「ふくよかさん」にならないの」

「経営戦略全史」を読む。

面白かった。著者はボストンコンサルやらアクセンチュアを経由してきたコンサルの人で、ビジネス書大賞2014経営書部門・大賞受賞したというもの。コンサルの人達が思考のフレームワークとして使うような理論とかMBAで教わる様なことって何なんだろうと思って読んでみた。約100年の経営戦略の推移を主要な学者や経営者たちの仕事ぶりを体系的に時系列で紹介していくという内容。味気ない論文と違い、注釈や章ごとのコラムなどが読み物として面白く、特に著者が設定した、実在の理論家による架空の対談とかもなかなか高度な知的遊戯として楽しめる。
冒頭から要約されてるんだけど、経営戦略の歴史としては「60年代に始まったポジショニング派が80年代までは圧倒的で、それ以降はケイパビリティ(組織・ヒト・プロセスなど)派が優勢」という。また詳細やリマインドしておきたいことを箇条書きでメモしておく。
・テイラーによる科学的管理法。怠惰と不信、恐怖が支配する19世紀の工場に科学的管理法を導入。
・フォードの効率的な大量生産システムは従業員に高給を支払うことに成功したが、全ての作業を極限まで分解して(一日に7000回タイヤをフレームにはめるだけ人とか)効率化した結果精神的苦痛から逃れることが出来なかった。
・心理学者マズローの欲求階層説にあてはめて、上記は自然なことであると説明。
・メイヨーの人間関係論。作業生産性はテイラー的な作業環境の良し悪しより、作業者の士気にもっとも左右される。
・日本でも有名なドラッカーは、GMを分析し、事業部制や分権経営などで権限移譲や自己管理の必要性を訴えた。
・チャンドラー「事業戦略と組織戦略は深く関わり、「事業→組織」も「組織→事業」もある」「組織は変えにくいので事業戦略が先導しがち」
・アンドルーズ「SWOT分析を考案するも、企業戦略は機械的には決まらない、パターン化や定型化が出来ない「アート」である」
コトラー「プロダクト・ライフサイクル戦略を考案。時流に沿って商品を開発する必要がある」
・ゼーコン「事業に自信があるなら借金を増やせ!自己資本率を挙げることだけを考えるな」
・ポーター「儲けられる市場を選んで、かつ競合に対して儲かる位置取りをしていないと、どんなに努力していてもムダ」ポジショニング派の権化。ケイパビリティは手段でしかない。戦略とはある価値のためにある価値を諦めることだ。
・クラウセヴィッツ「ナポレオンが連戦連勝出来たのは、勝てるところでしか戦わなかったからである」ランチェスターモスターもポジショニングを重視。孫子はケイパビリティやそもそも戦わないことを重視。
トヨタ式経営「在庫は悪。各工程のムダを覆い隠してしまうのでなくす」
ゼロックス「競合相手の商品のリバースエンジニアリングを実施。他業種のベストプラクティスを学ぶことで、奪われていた市場シェアを奪い返した」
イノベーションについて。はさみ跳び、ベリーロールが苦手だった選手が皆に嘲笑される中で何年も背面飛びの練習をして金メダルを取得した。
キャプランノートン「バランスト・スコアカードを提唱。短期の株価上昇のため、経営者がROEROA、PERといった財務諸表を重視し過ぎる風潮を改善」
フリードマン「ユーロを危惧。通貨の一体化は為替の固定相場制と同じ。弱い国は裏付けのない信用を得て金をつかいまくる」ブレグジットが実現しそうな今年は特に気になる。
・産業バリューチェーンの考え。21世紀となると、産業や業界、競合すら曖昧になりつつある。サプライチェーンの導入。
・東海バネ工業。オーダーメイドのバネをネット販売したら、凄まじい数のアクセスが殺到して新規顧客を発掘。当時、オーダーメイドのバネなんて誰も売っていなかった。
ムハマド・ユヌスグラミン銀行。借り手の返済能力を担保でなく仲間からの信頼で図り、高い返済率で小口の融資に成功。
・「シャプレーは、男女の結婚を巡る問題を「数学の問題」と設定して、男女間の安定的なマッチングを探すアルゴリズムを発見した。」
・ポーターは「個人ごとにカスタマイズされた教育を提供せよ」と主張。知性タイプは多様なので、ITの力で自在なプログラムを提供するように考案。アメリカのサンマル・カーンが実践中。

「スタジオの音が聴こえる 名盤を生んだスタジオ、コンソール&エンジニア」を読む。

面白かった。タイトル通り、全19回に渡って70、80年代の名盤を中心に、それが生まれたスタジオの成り立ちや設計思想、スタジオバンドのメンバーや当時の機材に関する情報をきちんとリサーチして、まとめたもの。アメリカが多いけど、世界各国のスタジオについて触れている。NYのメディア・サウンドというスタジオでは特殊な建物を活かしチャーチ・リヴァーブがあって最新のNYソウルやディスコを録っていたとか、スライ・ロビーが制作に携わった、grace jonesの「WARM LEATHERETTE」はコンパス・ポイント・スタジオというスタジオで録られていて、当時音の良さに業界がざわついたとか、知ってる曲やアーティストの裏話とかも面白い。ビートルズのサージェントペパーズは4トラックであんな実験的なことをしていたのに、それから10年ほどでほとんどのスタジオで24トラックが標準になったとか。技術の進化によってスタジオ・ミュージシャンの仕事も一発録りにこだわる必要がなくなり、物凄く高い技術を持たなくても良くなったという。なんと、今では信じがたいが、ビーチ・ボーイズなど正規のドラムのメンバーがいるバンドでもレコーディングはスタジオ・ミュージシャンが演奏していたりしたらしい。複数のミュージシャンがいっせーので録音する形から、細切れに録ってオーバーダビングしたりEQしたりという音楽制作スタイルに移行していくという。
また、音楽をこうやってエンジニア視点で分析するって改めて興味深いなというか、一応DJという形で音楽との関わりがあるけど、こういうミキシングとかマスタリングとして音源作成に関わるのも面白いなと思った。理系で電気工学を学んだエンジニア出身のプロデューサーとかも多いし、ダブ系の重鎮はほとんどそうだろう。本書の冒頭にもあるけど、レコード産業がたくさんの人の仕事で成り立つという意味で、レコードはスタジオで生み出される総合芸術であるというのも納得感あった。今後自分でもこういう活動していきたいなとうっすら思った。
後、マッスル・ショールズというスタジオを舞台にした「黄金のメロディ」という映画もあるそうなので、それも近々見てみたいと思う。

「まんがでわかるLinux シス管系女子」を読む。

例によってマンガとしては別に面白くはない。毎回ダジャレを突っ込んでくるところとかもちょっと寒い。けど、著者自身があとがきで書いてるように、自分の経験を基にlinuxを使い始めた人が躓きやすいところとか、実業務で必要になりそうなことをコマンドに落とし込んで紹介する辺りは結構ためになる。特に、cut、sort、uniqueのコマンドを使ってappachのアクセスログを解析して訪問回数の多いページを集計してランキングにする、とかは参考になった。特に、今はインフラエンジニアとして再就職しようかと思ってるので、この辺の知識は今からrubyとかPHPとか学び直すより戦略としても重要かなと思い直した。個人的には多少すでにインフラ管理のためにlinuxに触れていることもあり、この本の前半、中盤位は既に知っていることがメインだったが、初めての人には全然お勧めできる内容だった。シス管系女子はシリーズ化しており、続編はもっと複雑なbashスクリプトとかを扱っているみたいなので再就職までに引き続き読みこんで基本的なことは出来るようになっておこうと思う。