6月27日、会社に行く前の朝、PCをスリープ状態から立ち上げて部屋を出て台所に向かったところ、急にガリガリガリガリっと大きな音が出た。
最初、げっ、ゴキブリが出たか!?と思ったんだが、奴らの足音とちょっと質感が違う。音が鳴りやむと、焦げ臭い匂いが立ち込めた。その時点でようやくPCが壊れたことに気づき、画面もブラックアウトしていることを確認した。
あー、これはどっかしらハードウェアがいかれてしまったな、と思い、電源を外してその日は会社に向かった。帰ってからiphone片手にどこが悪いのかをチェックしてみるが、特別悪いところが見当たらない。
基盤が焼けてるのかと思ったけど、グラボ含めて特に変色してるところもないし、コンデンサが破裂していることもなさそうだ。どっかの導線が切れてたりすることもないし、焦げ臭い匂いがどこで発生したかわからない。ボタン電池も切れていなさそうだし、CPUやメモリも特に異常なさそうだ。電源ボタン押してもうんともすんとも言わないので電源回りがダメなのかと電源スイッチや電源ユニットを見てみるが特に異常はなさそう。原因がわからん、どーしようかなと思ってたけど、PC自体使い始めて丸5年は立ってるし、買い時かなと思ってPCを新調した。

HPのpavilion 500 210という、500seriesの中で一番安価なもの。もともと使っていたのもHP製でなじみがあったし、今回はディスプレイは壊れてないので元のやつ使えばいいやと思って選択。どうせ、家のPCではネットサーフィンと音楽・動画再生ソフトの使用がメインで、他に少しofficeが使えるのとか家計簿ソフトやDTMソフトが使えれば問題ない。スペック的に十分だと踏んでオプションなしのこちらを4マソと少しで購入。いやー安い。
で、買ってきて、元のHDDから主要な音楽・動画ファイルを移行して普通にネットも使えるし0fficeも使えるしコーデック集適用して動画も見れるしいけるなーと思ってたところで、ミスに気が付く。tc electronic製のオーディオインターフェースが使えない…。そう、firewireに対応していないのだ。てっきりUSBで繋いでると思ってた。まぁいいや、いざとなったら拡張しやすいのがこのPCの特徴でもあるのだ。なんで、購入したのがこちら。

玄人志向 インターフェースボード IEEE1394a PCI-Express x1 IEEE1394-PCIE

玄人志向 インターフェースボード IEEE1394a PCI-Express x1 IEEE1394-PCIE

玄人志向シリーズだとインターフェースがPCIのものがより安くてそっちにしようかと思ったんだけど、筐体開けてマザーボードを確かめてみたらPCIEのものしかなかったんでこちらを3300位で購入。つけてみると、確かに転送速度が速いというか、前のPCIの頃より感度がいいというか、再生する音がくっきりしたような気がする。

今回、急ごしらえでPC移行することになったけど、秋葉原でパーツ探してみたり修理を試みたりインターフェースボード設置してみたり、ちょっと自作PC派の楽しみがわかった気がする。ハードウェアとしてのPCがどういう構成になったかある程度自分で直接手で触れてみてわかったので、今後も何かあったらなるべく自分で構成しなおしてみようかなーと思う。特に前PCは結局故障原因がわからないので、原因がわかればそこだけ直してもう一台復元できたらいいなーと思う。