2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「セント・エルモス・ファイアー」を観る。良くも悪くも青春群像劇。ジョージアタウン大学の同級生7人が卒業後どう過ごしてるか?ってのがテーマ。俺が生まれるちょっと前の映画で、ド直球の80年代音楽やファッションのイナタさ・クサさに全編が彩られていて…

「投資の鉄人」を読む。とても堅実で良い本だった。色々な経歴を持つ投資運用のプロ4人が、投資運用をしている人が中で訪れる様々な出来事に対して、惑わされるな!と警鐘する一冊。「この銘柄さえ買えば絶対儲かる」とかチャート分析みたいな本とは一線を画…

「社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた」を読む。ヴェンカテッシュ第2弾。NYで研究していた2000年代を振り返った雑多な自叙伝的な内容で、かっちりした論文は同時に描いてたらしいけど、ちょっと散漫な印象はあり。自分の離婚があった時期でち…

「ゴールデンゴールド」を既刊本まで読む。この作品はまだ連載中なのでネタバレはあまりせずにメモを残そうと思う。去年、マンガアプリで毎週読んでた中で面白かったのは「刻刻」だったんだが、同じ著者による新作。現代の瀬戸内海の小さな島に住む中学生の…

「25時」を観る。個人的にはスパイク・リーってあんまり監督としての能力を評価していないんだけど、本作も微妙だった。「社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた」を読んだばっかだったのでNYの犯罪を扱った映画を観てみたくて観たんだけど、す…

「LIFE!」を観る。そこそこ楽しめた。アダム・サンドラー主演らしいというか、現代のNYCを舞台に、著名な雑誌「life」で写真の現像を担当する冴えない男子が、恋する女性のために体を張って一仕事するというよくあるお話。 意外性のあることはほとんど起きず…

「人間仮免中つづき」を読む。面白かったけど、さすがに前作と比べると穏やかで衝撃はなかった。壮絶な人生を生きる彼女のエッセイマンガ。かなり統合失調症の病状が悪化し、ほとんど家から出れなくなってしまっていた彼女の日常を描く。全体的に愛する人で…

「ゴッド・ガン」を読む。これも山形浩生が勧めていた一冊。ワンアイデア・ワン小説的な感じがあって楽しかった。星新一の感触に近いものがあるかも。あんま大ヒット作品はなかったみたいだけど、「SF界のボルヘス」的な異名を持つ短編が得意なイギリスの…

「投資デビューしたい人のための資産運用のはじめ方がよ~くわかる本」を読む。今年は投資をはじめとする資産運用に力を入れようと思って改めて読んでみた。タイトル通りかなり初心者(多分中高年)向けで、預金する以外に資産の持ち方を知らない、株や債券や投…

「ミュージアム」を読む。前評判が良くて読んでみた。全3巻とコンパクトに構成されており、程よく面白かった。現代日本を舞台に、カエルの被り物をした犯人による連続猟奇殺人が起き、敏腕刑事が謎を突き止めるというもの。「多重人格探偵サイコ」に出てくる…

「デッドプール」を観る。アメコミっぽい大味さはあるけど、まぁまぁ面白かった。意図せずミュータント化してしまった元傭兵が、デッドプールと名を変えて自分を改造したミュータントに復讐を果たすお話。とは言え主人公の軽口のせいで、グロ映像(映画「127…

「ザ・ウォーク」を観る。凄く面白かった。空中キャンプ氏が褒めてたのを覚えてていつか観たいなーと思っていた作品。話はシンプルで、今はなきNYのワールドトレードセンタービルが工事完成しようとしている1973年に、二つの建物の間(42メートル位あるらし…

「ヤバい社会学」を読む。年末から続けて、やっと実家で読み終わった。インド系のヒッピーかぶれのスディール・ヴェンカテッシュが、シカゴの黒人ギャングの生活に密着し、独特の政治や経済について述べたルポ。ざっくり言うと、JTというシカゴのプロジェク…

「ハドソン川の奇跡」を観る。amazonプライムで観たんだけど、特典映像も一緒についててそれも含めて最高だった。イーストウッド監督作品マジで外れないなぁ。2009年の極寒のNYにおいて、アクシデントから大事故に繋がるはずだった飛行機を絶妙な判断と技…