2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

又吉直樹「火花」を読む。以前から著者の「お笑い論」をインタビューとかで読むことがあって(確か、彼女にフラれただか何だかの話で、悲しく話せばすっごい悲しいのに、語り方次第で面白くなってしまう、それが面白いみたいなこと言ってた)、面白い人だなと…

「星の時計のLiddell」を読む。何かのレビューで絶賛されてるのを読んで以来、いつか読みたいと思って早12年ほどだろうか。マンガ喫茶とかにはないし、かといって原本はプレミアついちゃってるし全く機会がなかったんだが、何とマンガ図書館で発見。マンガ図…

「東京フールズゴールド」を読む。音楽業界をネタにした長編小説ということで読んでみた。著者については知らなかったが、ロッキンオンとかでライターをしていたりフィッシュマンズの本を書いてきた人らしい。そんな人の初の長編小説が本作で、500ページ超も…

「エクス・マキナ」を観る。面白かった。去年話題になっていた映画で速攻でamazonでやってくれるなんてありがたい。 アクション要素のほとんどない、静かで美しいSF映画。googleみたいな検索エンジンを作って巨万の富を得た引きこもりで独善的な経営者と、そ…

「プレミアム・ラッシュ」を観る。なんか久々にアクション映画観た気がする。ロースクール卒業したけどスーツや定時の仕事になじめずNYのメッセンジャーとして生計を立てるアナーキーな青年が、友人でもある依頼人からある封筒を届けてほしいと依頼された…

「21世紀を生きのびるためのドキュメンタリー映画カタログ」を読む。大学生の頃から「ザ・ノンフィクション」(最近だと中年アイドルヲタのきよちゃん回とか神回)とか「NONFIX」とか下手な映画観るより好きだったし、たまーにドキュメンタリー映画と呼ばれる…

「オンノジ」を読む。「バーナード譲曰く。」の施川ユウキの短編。いやーほんと面白い。忽然と全ての人が消えた世界でのボーイミーツガールもの。なんだけど、ボーイ役がなぜか鳥のフラミンゴだったりと脱力する感じで、変に陶酔的な恋愛ものにならず(悪い例…

「新しい自然学: 非線形科学の可能性」を読む。新書なんでそんなに長い本ではないんだけど、何度か中断してしまい読了まですごく時間がかかってしまった。研究書でもないので初心者でも楽しく読める。科学の営みによって人間が世界の仕組みについて知ること…

「ネイティブ英語なんて必要ない!」を読む。とにかく英語に触れる時間を増やそうと思ってるうちに自然とyou tubeで彼女の動画を観るきっかけがあり、英語がどうのよりも何となく彼女のファンになって読んでみた。幼少にアメリカに移住し、16年生活して英語…

「ヒットの崩壊」を読む。cakesの連載であらかた内容は読んでいてそんなに発見はなかったんだけど、面白く読めた。90年代と比較すると音楽ソフトの売り上げが激減し、ヒットが少なくなったと言われる昨今について、それを肯定的に述べた一冊。 所有すること…

「コロコロ創刊伝説」を読む。tsutayaレンタルにて。嬉し恥ずかし懐かしな一冊。コロコロ一筋30年の作家のむらしんぼが歴代コロコロの人気作品の裏話とか自身の作品の裏話なんかを描く。さすがに自分の世代だと収録されているギリギリ「つるぴかハゲ丸」くら…