2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「郵便配達と夜の国」を読む。いい感じなんだけど、それほど夢中になれなかった。児童文学や絵本のさし絵を描いている著者によるファンタジーマンガ短編集。登場人物は皆10歳以下位の多感な少年少女で、日常と地続きで不思議な世界が広がっていて戯れる、と…

「赤瀬川原平漫画大全」を読む。前衛的なアーティストとして一枚絵を作成していた赤瀬川原平が「ガロ」の白土三平やつげ義春のマンガに影響を受けて、60年代後半から70年代後半にかけて描いてみたという短編集。その辺の創作秘話も収録されており、安保闘争…

いましろたかし「盆堀さん」を読む。面白かった。なんか扉絵のページだけで説明が出来るような、冴えないおっさん達が哀愁漂わせて社会で生きる様を眺めるようなマンガ。登場人物たちは暇そうな会社の欲求不満美味の課長や、スランプ気味の映画監督、32歳の…

「日本人はなぜ存在するか 知のトレッキング叢書」を読む。面白かった。気鋭の歴史学者が大学の一般教養の講義をまとめたものであり、非常に語り口が易しく読みやすい。日本人って定義することって結構難しいよね、ということを色んな例を挙げながら説明して…

ISAAC HAYES「Disco Connection」を聴く。BOB JAMESの「The Golden Apple」を聴く中で、流麗なオーケストラと疾走感あるビートが一体となった音楽が改めて好きなんだなと認識し、70年代の映画音楽を聴いてたら何か個人的にハマってきた。んで、まとめて5枚ほ…

「MARCH 1 非暴力の闘い」を読む。訳者が押野素子氏だったので読んでみた。公民権運動で活躍した国会議員ジョン・ルイス氏の自伝を漫画でまとめたもの。2009年のオバマ大統領当選から物語が始まり、幼少期から過去を思い起こすという内容となっている。…

「DESIGN IS DEAD(?) デザイン イズ デッド?」を読む。あんまり事前知識はなかったけど、著者の幅允孝(読み方が超分かり辛い)氏が下北沢のB&Bとかで講演してたり、隈研吾的な新進気鋭のデザイナー建築家なのかなと思って興味を持って読んでみた。さすが本の…

本作の監督、キャスリン・ビグローの「デトロイト」が話題になっていたことで本作に興味が湧いて観てみた。ちょっと長いけど面白かった。ビンラディン暗殺作戦という実話を基に構成した物語。冒頭から同時多発テロ被害者たちによる最後の肉声が流されるとい…

「バーフバリ2 王の凱旋」を観る。貴重な友人に勧められて観てみる。いやー面白かった。インド国内の鑑賞記録をあっという間に塗り替えた全世界的なヒット作。物語は「勇者アマレンドラ・バーフバリは、国母シヴァガミから新国王に指名され、麗しく勇敢な姫…

「人と動物の関係を考える」を読む。図書館でふと視界に入り、一目ぼれして読んだ本。ここ1,2年は特に「人間とそれ以外の知性」について考えていることが多かった。AIだったり、進化した類人猿だったり、ニュータイプだったり…。後ほど読書録は書こうと…

「プロ直伝! 職業作曲家への道 曲作りを仕事にするための常識と戦術、そして心得」を読む。ポップス、劇判、ゲーム、アニメといった様々なジャンルにおいて、作曲、アレンジ、作詞など色んな立場で音楽制作に関わる現役プロの証言を集めた本。デモ音源の診断…