「こんなにおもしろいファイナンシャルプランナーの仕事」を読む。

こんなにおもしろいファイナンシャルプランナーの仕事

こんなにおもしろいファイナンシャルプランナーの仕事

ファイナンシャルプランナーの資格取って仕事したい、という人には無駄にはならないだろうけど、内容としてはちょっと薄め。
資格勉強の仕方(要するに実務で求められる能力とは別のベクトルのハウトゥー)を学んだり、実際の資格取得者の仕事スタイルとかをいくつか紹介しており、資格取得者が後の自分のキャリアを想像する上では役に立つかなーという感じ。
日本で資格として成り立つまでの経緯とか、アメリカでの資格(CFP)とかの関連とかの歴史的な経緯とか、あんま個人的にはどうでもいい情報が多かった。
しかし、本書に出てくる資格所得者、きつい勤務状況だなと思う。ありがちだけど、仕事がある日の一日のスケジュールという紹介があるのだけど、平日はなんだかんだ終電まで仕事みたいな雰囲気が普通になってる。本人の満足度に依存するから何とも評価はしづらいけど、こんな紹介観るとちょっと躊躇する人間もいる(俺とか)んだよなぁ。確かにこの資格で求められる知識は人に提供するだけじゃなく、自分が現代の資本主義国家で生きていく上での「知恵」として働きうる知識ではあるんだけど。