「deep space volume 1」を聴く。

この夏は結構dubを聴いていた。新譜のariwa関連のレコードも数枚買ったし、自分の普段の4つ打ち主体のDJにも取り入れやすく好きな音楽を混ぜてみたかった感もある。まぁ、うだる様な夏の暑さと相性がいい音楽というのもあるけど、こういうリズムの面白い音楽には惹かれがちである。そん中でも特に、houseとdubの要素を持って、かつdub寄りの曲を求めて色々彷徨ってたところで、ある意味教科書的な本作のコンピをやっと聴いた。正直このレコードのジャケがいかにも幾何学でテッキーな感じで損してると思うんだけど、body&soulでも有名なDJ、フランソワケヴォーキンのイベントdeep spaceでかかっていた曲のコンピ。ちょっと驚きだけどもう10年以上前のレコードで、当時から知ってはいたけど興味を持って聴くのは初。Beat Pharmacyとかは折衷的でいい感じだけど若干薄味なところもあるけど、Rootsman Dub/ U-Roy & François K.とかHeartical Dub/ Jah Warrior辺りの本職と組んだ曲はダビー感と重いベースのズブズブ感も味わえて良い。意外とレコードだとそこそこの値段もするので、根強い人気はあるのかも知れない。カッコ良いからなんでも良し。