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「せんべろ女子隊 酒場探訪記」を読む。
せんべろ女子隊酒場探訪記 (ちょっとコワいけど、のぞいてみたい!?)
- 作者: せんべろ女子隊
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2012/11/03
- メディア: 単行本
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「やきとり本」に続きこちらも。やっぱり自分のホームタウンである北区の情報が欲しいのだが、あいにく赤羽と十条あたりに留まる。それでも十条の「斎藤酒場」はうまそうだし評判いいので行ってみたいところ。ぎりぎり歩いて行ける距離だし。
本としての評価は、家でビール片手にサラサラっと気軽に読めるのはいいかなーという感じ。ちょっと不満だったのが、①せんべろ女子隊4人のキャラや関係性が掴みづらい。お互いがどう出会い、せんべろ女子隊を結成するに至ったが一切描かれない。②料理の紹介も簡素な絵なので、正直「旨そう」に見えない。料理だけは写真使うとかした方がいいんじゃないかなぁ。逆に優れている点は①「女子せんべろ難易度」を店ごとにつけ、妙なルールがあったり一見が入りづらい店を細かく紹介してくれている。②①とかぶるけど、料理だけでなく店員、常連客との会話など店の紹介がとても細かい。メモ取りながら飲んでるわけでもなさそうだし、良くこんなに覚えていられるなーと感心。③はしごしながらの探訪記なので、近辺のお店の場所や開店時間を考慮したはしごのし易さも表現できており、素晴らしい。という感じだろうか。読んで損する内容ではないので、せんべろ初心者にとってはお勧めできる一冊。