「スモーキング・ハイ」を見る。

ジャド・アパトー作品。マリファナ絡みの殺人事件を目撃してしまったマリファナ愛好家の男と売人が命を狙われることになり、返り討ちにするお話。コメディ的には及第点という感じ。下品なセス・ローゲンと終始ヨレヨレのジェームズ・フランコは面白いし、バディもののお約束的に、一時解散してピンチの時に助け合うんだけど、正直に言ってそういう様式美的な魅力や伏線回収的な物語の構築にしても団違いに、同監督の「21ジャンプストリート」が素晴らしい。
正直葉っぱ吸ってるシーンなんて前半の四分の一にも満たない位だし、最後葉っぱ工場が全焼しちゃうという展開があるんだけど、キャラたちがそれを吸おうとしないのがすごく不思議に感じてしまった。要するに、本作のトラブルを通して葉っぱはもうコリゴリだという感じで卒業しちゃうんだよね。「なんだかんだ言って葉っぱサイコー」みたいに終わればいいのに、何か残念なラストシーンだった。