プレミアム・ラッシュ」を観る。

なんか久々にアクション映画観た気がする。ロースクール卒業したけどスーツや定時の仕事になじめずNYのメッセンジャーとして生計を立てるアナーキーな青年が、友人でもある依頼人からある封筒を届けてほしいと依頼されたのをきっかけに、警察に追われる羽目になって…、というお話。
90分という短さもいいし、雑多なNYの景色を背景に手に汗握る自転車走行シーン観るだけでもすっきり爽快感抜群で楽しめる。カメラの位置も車体と道路スレスレのところから撮ってたり、高速で縫うように車線を切り替えていく映像がヒヤヒヤして実際にロードバイク乗りの自分としても(あんな無茶はしないけど)面白い。タクシーの開く後部座席のドアが怖い、とかあるあるだしね。主役のジョセフ・ゴードン・レヴィットが丸ボーズに汗テカテカで一生懸命頑張ってて何か可愛い。
あと、サラリーマンになりたくない、という人の受け口だったり、「道の嫌われ者」なんて紹介してたり、実際にメッセンジャーってやっぱカウンターカルチャーの要素が強いというのが確かめられてためになった。日給で80ドルっていうのもNYでギリギリ生活できる最低限って感じだし。実際にNY行った時もメッセンジャーの人達見たけど、集会所みたいなとこで寛いでたのを思い出す。あれから一年くらいぁ。