草津温泉に2泊旅行した。

行ってみての感想。
・勿論温泉はたくさんあるんだけど、遊ぶところが少なし。一番楽しかったのは熱帯館。カビバラさんやマイクロブタと触れあえた。
・てくてく歩く旅が出来るという点では良い。湯畑を中心として半径3キロ圏内位に大体の施設がそろってるので、どこにでも徒歩で行ける。2泊3日で15キロくらいは歩いたと思う。
・シニア層が多いんだろうと思ったけど、結構大学の卒業旅行っぽい若い層が沢山いた。そういや自分も伊香保とか行ったなぁとか思い出しつつ。
・飯は美味かった。外れらしい外れは一食もなかった。「あおもり」という店の蕎麦とか弾力あって美味かったし、バスターミナル横の煮干醤油ラーメンも結構年配の主人が作ってた割りには現代的な味だったり。あと、草津グリーンパークパレスというとこに泊まったんだけど、朝食も凝りまくったメニューではないけどシンプルに美味かった。
・温泉は実はホテルのしか入らなかったんだけど、時間帯が良かったのは独占できる時間もあったりして満喫できた。サウナがあれば言うことなしだったんだけど。
・ホテルの部屋も良かった。静かで窓からの眺めも良くて、和室の例のスペースも完備。ただ、ロビーとかにでもネット使えるPCがあったらさらに良かった。
・天気予報で最低気温マイナス10度とかなってて、人生最も寒い時間を過ごすんじゃねぇかと大分厚着して行ったんだけど、歩いてると日差しもあってかそんなに寒くもならないし杞憂だった。もっとお洒落していけばよかった。
草津節とか清泉 雪とか現地の日本酒飲めたのも良かった。すっきり飲みやすかった。「三四郎」という居酒屋で飲んだんだけど、地元民の人が和やかに飲んでる感じで良かった…んだけど、一人旅で来た25歳位のやたら話しかけてくる飲んだくれみたいな男が隣に座って絡まれたのがちょっと気持ち悪かった。
・行こうと思ってて行けなかった「焼き鳥静」「居酒屋源氏」は次は行きたい。
「アール」「CHOICE」というバーはどちらも良かった。特に「CHOICE」ではマスターやバーテンダーさんと草津での経済事情から最近の風営法について、アイドルとか音楽の話とかしてハイライトと言えるようなかなり楽しい時間を過ごせた。特にバーテンダーさんは東京でもバリバリやってたみたいで、カクテルは凄くおいしかった。知らない街に行ったらまずバーに行ってみるというのはライフハックにしていきたい。楽しすぎて次の日結構な二日酔いになり、目覚ましで起きれず、朝食の時間にフロントの内線で起こされたけど…。
・結構危険だと思ったのが、サイクリングロードの散歩。結構普通にホテルでも勧めてるし、全長2キロくらいとあって朝起きて森林浴でもするかと挑んでみたけど、まずこの季節雪で覆われてて舗装された道がどこかほとんど分からない。雪に足跡がついてたので先人はいるんだろう、まぁいいやと思って雪をズボズボ踏み鳴らしながら700メートル位まで進むと、周りに全く人がいないどころか足跡すら薄くなり、熊注意の看板と熊除けの鈴が置いてあったりとちょっと怖くなる。そしてさらに進むと、どう考えても手を使わないと登れないような急な斜面が出てきたり、倒木が道を封鎖していたりと、観光客はおろか地元の行政の管理も入ってなさそうで危険な匂いがプンプンしてくる。極め付けは、看板が白根山まで5.9キロとか出てきて、これホントにサイクリングロードか?このまま進むと帰れなんじゃねぇかと怖くなって引き返した。あれは間違って観光客が入れないように普通に封鎖しておくべきだと思う。
・行きはのんびりと特急使わずに電車で行ったけど、帰りは高速バス使った。バー「CHOICE」でも教わったけど、これはめちゃ便利だということを知った。確かに、平日仕事終わりに新宿から高速バス乗って日付変わる位に草津に着けて遊べる。値段も電車より全然安いし、早い。強いてデメリット言えば居住空間が良くないのはあるけど(それでも、草津の温泉組合とかの力は強くてトイレ付きのバスを用意させたらしい)、4時間弱と考えれば我慢できなくもない。今後も関東近郊の旅行なら高速バスはありだなと思った。