昨日は待ちに待ったmoodymannのジャパンツアー。
moodmanのDJはあんま見れなかったけど、なかなか楽しめた。
イベント自体は混みすぎで踊りにくいし、気を良くしたのか途中で曲解説とかレコードを使う大切さみたいのをマイクでアジってたけど(その場で初めて彼を知った人なんかはこれにイライラしてたね、いいから音楽かけて躍らせろよみたいな。まぁでも彼の自己満を見たい信者ファンも多いのでこーいう仕打ちには慣れてるかんじもあったが)、英語がわかんなくて残念。こーいう時リスニングだけでも出来りゃ意味が通じるんだけどなー。でも全体のDJとしては結構緩急の強い(というかあんま脈絡のなさそうな)選曲で、途中でピッチガンガン変えるし、「らしいDJ」だったと思う。黒いというのは間違いないけどね。
80年代のパキパキにかっこいいシカゴハウスかけてる時とかはすごい良かった。あーいうのは家で丁寧にミックスされたDJ聴いてるだけじゃ味わえない芳醇な音楽体験だと思う。

途中フロアを抜けて知り合いとトイレの近くで談笑してたんだけど、トイレに行くmoodymannが近くを笑顔振りまきながらほろ酔いな感じで通り過ぎて、何か目の前にいる人があのkenny dixon JR.だと信じられないというか、不思議な体験だった。
あの人の作り出した音を今まで散々聴いてきて、その張本人がすぐそこにいるという。手の触れることが出来る距離に。何か贅沢な一瞬だったね。あんま彼自身を妄信する信者ではないつもりだけど、やっぱオーラがあるというか、音楽とは切り離した次元でも人間的な魅力に溢れてると思う。
自分は何を為せるかというとまだ何にも為せていないわけだが、楽しんできた音楽の世界に奉仕出来るようなことをいつかしていきたいなーとまた思った。マイスペースで楽曲発表するとかでもいいし、音楽を通じて人と繋がりたい欲求が。
金出来たら何か機材買おうかなー。