今日は大宮で買い物。
ビッグカメラバッファローのHDDがクソ安くて買ったけど、これやっぱ使わないな。
640GBもあったら今後容量に困ることはないだろうと思ったけど、今度デスクトップ買うとしたら普通に320とか500とかあるしな。ほとんど必要ないことに気づいたので明日返しに行こうと思う。価格ドットコムで見て比較してもかなり安いんだけどな。
あと今日はセールというヤツに参加してみて、ほとんど新品のdickiesのローライズのワークパンツと無印の白いシャツを買う。どっちも何となくあったらワードローブが潤うなーと思ってたのでこの機会に購入。やっぱ、安くていい買い物したと自分で思える買い物するとテンションあがる。出来ればチャリ載ったりするときにも使えるしっかりしたマウンテンパーカとか何かひとつアウター欲しいんだけどな。一万五千くらいでないかなー…。

買い物帰りにラーメン屋「門ぱち」へ。前一度普通のラーメン食べた時は背脂のったちょっと環七土佐っ子ラーメンを思わせるような出来だったような印象があるんだけど、久々にいったらずいぶん変わってた。ただ、つけ麺を頼んだのは良くなかった。やっぱ俺はつけ麺が好きになれない。二つに分ける意味が分からない。
だんだんつけ汁が冷えてくるし、妙にしょっぱくてスープ単体としてはあんまり楽しめないし。ほろほろでうまいんだけどチャーシューとかの具が沈んでて食べてても途中まで気づかない状態ってのも良くないし。
やっぱりスープと麺の絡みをもっと大切にして欲しいな。結構うまかっただけに残念。あと、麺300グラムとはとても思えないボリュームだったのも残念。

また読書のペースが落ちてきてるが、昨日はやっと浅羽通明の「アナーキズム」を読み終える。

アナーキズム―名著でたどる日本思想入門 (ちくま新書)

アナーキズム―名著でたどる日本思想入門 (ちくま新書)

読む前の印象ととかなり違う内容だったのでまずは驚き。もっと自由の可能性を探る著作を紹介するなのかと思ってたが、日本のアナーキズムを中心にしてたのでちょっと入り込めない部分があった。幸徳秋水とか大杉栄とか良く知らんもん…。もちろんアナーキズムを実践しようとして奮闘した彼らの足跡を知ることで自由のあり方を考えることは出来るけど、政治的な思想史として読むより理論的な可能性を期待してたんだけどな…。逆にそっちの方が不健全なんだろうか。
埴谷雄高なんかは人生から「生活」がほとんど抜け落ちて思考する機械のようになってしまった過去があるそうだが、酸いも甘いも味わってみたいよな、やっぱ。
まあ著者の狙いはある程度達成されてるとは思う。初学者の俺でも整理しやすく語ってくれてるし(誤配されてる部分も多々あるだろうが)、様々な政治思想が入り乱れる今アナーキズムを考えることはそれなりの意義があることだと思う。本文中に「アナーキズムは気質です」とう言葉も出てくるが、個人の生き方としても自分の信ずる所にどこまで賭けられるかというのは中二病的なナルシシズムをはらんでいる側面もあるが、自己啓発にもなるかもしれない。まーでも次はやっぱ次は稲葉振一郎の「ナウシカ本」読むかな。議論の素材であるナウシカを読んでるし、自分なりにユートピアの可能性というか、社会のグランドデザインを考える材料にしていきたいね。