前から読みたかった宮崎学の経済に関する本を図書館で見つけたので借りてみる。

結論としては、もう彼の著作は読まなくてもいいかも。もうちょっとロジカルな書き口で世相を切る人なんかと思ってたけど、元記者とは思えないくらい杜撰な文章なので戸惑った。多分書き進めていく中で一度も推敲とかバランスを気にせずにまとめたんだろうけど、同じ話が二回載っちゃってるし、ちょっと調べれば分かるようなデータも検証せずにそのまま彼の印象で切り捨ててしまっている。
俺の後輩にこんなヤツがいて…とか知り合いが市長をやってて…とか身近な人の伝聞も多いし、とても真面目に読めたもんじゃない。ほとんど近所にいそうな毒舌おっさんのエッセイって感じだ。
言ってることも要約すれば「被害者ヅラしてる庶民どももぬるいけど、政治家・官僚・財界人は自分の保身ばっか考えて客にサービスしてねぇ!そしてアメリカにペコペコすんじゃねぇ!」っていうこと位だろう。後は話があっちこっち行きながら彼らの所業を批判していくけど、「まぁ、現実はそうだろうね」というレベルの感想しかない。少し彼ら権力の持ち合い構造が勉強になる部分もあったけど、もっと質のいい書き手はいっぱいいるんじゃないかな。期待して読んだだけにちょっと拍子抜けな内容だった。

今日は池袋で髪切ったり今度買うであろうロードバイクを見に行ったけど、途中の赤羽で大勝軒まるいちによる。だが、なぜかもりそばを頼んでしまい後悔。
大宮で食べたみたく普通のラーメンにしたかったのに…。
大宮よりチャーシューがほろほろで好みだったので俺の中で評価は上だが、麺は正直多すぎるな。食ってて気持ち悪くなったのは久しぶり。軽い二郎並かもしれん。ちゃんと腹減ってる時はいいけど、なんとなく入る店じゃないかも。