最後の授業オワター。
あんまり感慨が無いのが寂しい。まー次のステップが待ち受けてるしな。

今日はテスト後に池袋に新しく出来たラーメン大へ。
蕨店は行ったことあって、二郎系だけど二郎より優しい感じが好印象だったのだが、ここも同じだった。

ヤサイマシ味濃い目ラーメンをオーダー。
量は普通のラーメンの大盛りくらいだろうか?300gくらい?
ヤサイマシマシにするとモヤシが凄い量になるみたいだ。マシで良かった。
スープは普通のカネシ醤油の二郎よりのドロッとした感じが無くて程よい口当たりで、脂もほどほど。モヤシのしゃきしゃき感とボソボソした麺の食感が食べていてとても楽しい。いやー池袋ぼっけもんが潰れちゃったけどいい代わりになるんじゃないだろうか。また行きたいなー。


んで食べ終わった後そのまま渋谷O−nestに直行。
加須が誇るファンクバンド、MOUNTAIN MOCHA KILIMANJAROを見に馳せ参じる。
彼らを知ったのは最近なんだけど、音のカッコよさと加須という地元感に惹かれて興味を持ち、DJイベントじゃないバンドのライブ見てみたいなーと思い今回行ってみたんだが、やはり生のグルーヴはいいね。音の塊がそのままカラダにダイレクトに溶け込むような。耳で聞くんじゃなくフィジカルな楽しみ方を思い出させてくれる。ギターの人がJBみたいにMCしたり、演出もお洒落でかこよかった。

マウンテン・モカ・キリマンジャロ

マウンテン・モカ・キリマンジャロ

最後に物販のところに仲良く6人が座ってたんだけど、声かけたいなーと思いつつ出来なかった。加須っていう強力な切り口あるんだから話して気まずくなる心配はそれほどないとは思うけど、下手な喋りで嫌われたくないと思ってしまうんだよなぁ。カッコよかったです!って素直に言える子になりたい…

一つ今回感じた惜しい点は、ファンクと括られるような音楽のカッコよさが時代にあわせてあまり変わらないところだろうか。これはジャズシーンにも言えると思うが、未だにスウィングジャーナルとかはマイルスやコルトレーンの音楽に対するリスペクトがあるだけで、現行のクラブジャズと括られるようなシーンに対して冷たいような印象がある。ファンとしてファンクやブラックミュージックの面白さを懐古主義的な音楽にしたくないという思いはあるんだけど(関係あるかもしれないが、俺はファッション誌のfree&asyとかlightningとかが嫌いだ。あれ読んでるオッサンらの服に対する薀蓄だけで現行の服をけなす感じはどうかと思う。まあleonとかよりはマシかも知んないけど。)プログレッシブ・ファンク的な音(?)がなかなかない気がするんだよなー。
いわゆる「70年代のブラックミュージック」を愛して止まない音楽ファンやプロデューサーは多い。ジャミロクワイとかwill I amとかkanye westとかandre3000とかも大好きなのがその作品から濃厚に香ってくるし、d'angeloとかjil scottみたいなネオクラシックソウルと括られるようなアーティストもそうだろう。この流れの中では「いかに昔のソウルを今に再現するか」に才能のほとんどが費やされてしまっている気がする。いや、実際俺もそういう音が好きだから複雑だ。好きな音楽やればいいじゃんという気もするし、でもそれって新しいモノを生めてなくね?みたいな作品も多い。
別にシーンのために音楽活動する必要は全然ないと思うけど、JBをリスペクトするからこそJBとは違うファンク感を作り出して欲しいな。忠実に再現しようとするだけじゃ物足りない。とはいえ「ブラックミュージックのパンク」的な出自のhiphopシーンは黒さを失っていってる気がするし、かろうじて自分のファンク感をコンスタントにアップデートし続けて世に提供できてるのはプリンスくらいだろうか。若い奴らこそあり得ないグルーヴを追求して欲しいと思うけど、そういうバンドないかなー。誰か知ってたら紹介して欲しい。ここで「じゃあ俺がやったる!」となれればいいけど、俺の感じるカッコよさにとても自分の技術が追いつかない現状があるので、そーゆーバンドと一緒に成長していきたいね、リスナーとして、またDJとして。