テレビで見て気になったテオ・ヤンセンの展覧会に行く。

予想通りかっこいい造形。なんというかSFだ。一緒に行った友人がゾイドに出てきそうと言ってたが、確かに近いものがあるかも。何というか、生物として安定してる造形だと思う。砂漠っぽいとこで撮影した写真がすごく綺麗で退廃的名イメージを醸してるけど、人間みたいな二足歩行の不安定な生き物が滅んだ後、地球の主になってそうな子たちだ。

ZOIDS RCZ006 エクスグランチュラ

ZOIDS RCZ006 エクスグランチュラ

進化論の系譜で言うと彼の作り出したビーチ・アニマルたちは昆虫の形態を大型に進化させたようなものだろうか。一貫して足が多い、生理的に「気持ち悪い」生き物が多い。尺取虫やミミズのような全身運動で歩行するうねうねしたものから、風力を得るために羽の生えた昆虫のようなものまで。自分で動かせる生き物もあったけど、きちんと体の細部の連絡がうまくいってて全体の運動を生み出してるようで結構安定していた。こーいうとこに体系だって学んだ物理学や生物学の知識が生きているのだろう。


キモいロボとして話題になった「big dog」。コイツの動きにちょっと似てるかも。あとはナウシカ腐海にいそうな感じだ。
小さいやつでも3〜5mくらいあるんだが、もうちょい小さいサイズで作ることは出来ないのかなーと疑問に思った。あとは人が乗れるタイプとか、手乗りタイプとか。今も新作作りに取り組んでるらしいので今後も見てみたい面白いアーティストだ。

その後は神保町のavocafeというところに行く。アドカド入りの緑のカレーもおいしかったがはちみつしょうが入りの紅茶?がおいしかった。飲むと体があったまって、風邪気味の時に飲みたいというか自分で作ってみたい一品。