ライジングインパクト 16 (ジャンプコミックス)

ライジングインパクト 16 (ジャンプコミックス)

すごい勢いでライパクを読了。いかにもジャンプ的な少年マンガだけど、読ませる力があった。すごい。面白い。
お話はすごーく簡単で、ゴルフに出会った熱い主人公とクールなライバルがお互い高めあっていくーといもの。正直、打ち切りで連載が中断して不自然な流れがあったり、最後も完全に消化不良のまま終わった感が強くて、作品としての出来がいいとはいいがたい。キャラも多すぎで強さのインフレも起きてるし、多分作者が各キャラに思い入れが強くて、少女漫画的に「何年か後」を描いた最終話でキャラ同士が皆結婚してたり幸せになってるのが俺的にはちょっと寒い(逆にロト紋の悲しいラストとかは大好き)。でも、次のページを繰らせる力があって、さくっと二日で全部読んでしまった。
何でかっていうと絵の魅力、特にアスリートの研ぎ澄まされた感覚をうまく描写できてるからだと思う。ガウェインのスイングは構図やコマの流れ方、集中線などの見せ方も本当に上手くて読んでて気持ち良い。普通に考えれば10歳の子が400ヤード飛ばしたりとかありえないというかまあテニプリ的なアストロ球団的な要素もあるんだけど、このシーン見るだけでも十分楽しめる。あとパーシバルたんの可愛さもイイ。そして何気に扉絵のファンタジー風のイラストがレベル高杉で良い(扉絵というかコミックスの間の絵の上手さで言うとエンジェル伝説思い出す)。
この作者、俺とそんな変わらない年くらいでこれ書いてるのだ。人と比べてもしょーがないけど、やはりこの年で社会にこのくらい大きなアクション起こせるのってすげーよなー。ライパクは全盛期はまあまあ売れてたよね?
ぜひとも長編のファンタジー書いてほしいなあ。ベルセルクみたいな。


んで今日は久々にラーメン食ってきた、東十条のほん田。
テレビとかで有名だしめっちゃ行列だしいつも行きたくても行けなかったけど、今回ちょっと決心して並んでみた。一人で行ってラッキーだった。並んでる人は大体2,3人なのに一人席が余って、だいぶ前の人抜かして席座れちゃった。
それでも30分近く待ったが。

結果としては、うまい。
そして、超人気店だけど接客もまあまあいいし、普通盛りで680円っていう良心的な値段がいい。つけ麺が量が多いということで食べてみたけど、すごく優秀なラーメンといった印象。魚介で濃厚なスープにぷりぷり太麺と流行りものはきっちり抑えてるし、つけ汁に小さな肉が入ってたりして旨い。思った以上に良くて、速攻で食べ終わってしまって、また来たいと思ってしまった。
まあ並ぶのはいやだけど、実力を知って納得。ここの店主も若いのにいい仕事するよなー。