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「狼たちの午後」を観る。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
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前評判通り面白かった。ベトナム戦争帰りの仕事にありつけない男たちが実際に起こした銀行強盗の事件を基にした映画。観ないと意味が分からないけど、「アッティカ」「ワイオミング」とか名言がたくさん。強盗自体は信じられないような手際の悪さで序盤であっさり万事休す展開で、クライムサスペンスにはならないなんだけど、その後も警察やらFBIやら犯人の家族なんかがあれよあれよと登場していき、飽きさせない。また、ストックホルム症候群的な犯人と人質の関係性の変化を観ていくのも面白い。ロバート・デ・ニーロの「タクシードライバー」に対するアル・パチーノの「狼たちの午後」という感じ。文句なく名作。