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ついにダークナイトを見る。

ダークナイト 特別版 [DVD]

何か予想してたのとかなり違う内容に拍子抜けした。うーん、そんなにいい出来だろうか？映画史に残る傑作とか、２００８年を代表する映画というような評価を受けてるけど、俺にはよく分からんなぁ。
まず、バッドマンの映画を何一つ見てないし、原作もストーリーも全然知らないから設定を知るのにすごく苦労。この映画、めちゃくちゃカットが短くてガンガン話が進むのでついていけないというか消化不良だよ。友達が前作見てなくても楽しめるよ、って言ってたけどどうなんだろう？
見てたほうが(てかバッドマン世界について前提知識あったほうが)もしかしたらより楽しめたかもしれない、残念。
描写に関しては、最新のＣＧがふんだんに使われ云々って感じではないけど、それでもバッドマンのクルマで追いかけるシーンとかはカッコよかったかな。てかランボルギーニがぶっ壊されてるのはヤバイなｗ実にＭＯＴＴＡＩＮＡＩ！すぐ直すのかもしれんけど。
あと、レイチェルが全然美人に見えないのはどういうことだ？ホワイトナイトからもダークナイトからも愛されるスーパーウーマンとはとても思えないルックスだと思うんすけど…何より俺の嫌いなスターウォーズのレイア姫を彷彿とさせるルックスなんだよね。おばさん顔というか。そしてヒース・レジャーは評判どおりすさまじかった。ブロークバック・マウンテンにせよロード・オブ・ドッグタウンにせよ言われないと彼だと気づかないほどキャラになり切っていて、テクニック的にうまいなーと感じる。こんな役者が早世してしまったのは本当に残念だ。
そーいうこと考えてたら、スパイダーマンに似てるって感じ始めた。ヒロインのキルスティン・ダンストのブスぶりが話題になったけど(この人は作品によっては美人に見えるからすごい)ダークナイトも似た顔の路線だと思うし、何よりニーチェ的な権力というかそれより以前の「力」のあり方について言及してるとは思うので。スパイダーマンの名台詞としては「大きな力には大きな責任が伴うんだ」
のノブレス・オブリージュ的な一言に集約されてると思うけど、ダークナイトもホワイトナイトも警察もジョーカーもゴッサムシティの中で異質な力を持った存在であって、彼らは立ち居地が違うだけで彼らが関わる民衆よりは彼ら自身の方が似たモノ同士であると。俺はもうちょっとバッドマンがこの力のあり方に関してジョーカーに揺さぶられて逡巡するのかと思ってたんだけど、それほど迷いもなくきちんとジョーカーもトゥー・フェイスも倒していったのが意外だった。
ゴッサムシティにまた次のホワイトナイトやジョーカーが出てくるのか分からないけど、必要悪としてダークナイトは今後も君臨し続けるのだろうか。
そしてもしレイチェルのアドバイスに従ってバッドマン活動をやめて普通にウェインとして生活することは彼の選択肢にはあるんだろうか。…
情報量が多くて消化不良な一本。

BROTHER 薄型デジタル複合機 MyMio（マイミーオ） DCP-750CN

本日は迷った末にプリンタを購入。いずれ仕事で使うことになるかもしれないし色々必要な機会もあるだろうし、このくらいのスペックがあれば３年は持つだろうと決めた。価格comでは割といい評価だけど果たしてどんなモンだろうか。